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正月休みに読んだ本。



正月休みくらいスマホから離れようと、年末に図書館で借りた本のメモ。



ひとつは女性の作家さん集団「アミの会」によるお金にまつわる短編集。

「三千円の使い方」が面白かった原田ひ香さんのお名前があったので読んでみた。


若い女性にうけそうな話が詰まっています。オバちゃんにはちょっと物足りなかったかな。

でも、こういう小説本はちょっとした時間つぶしにはちょうど良くて正月のバラエティー番組よりは楽しめたかも。


マラソン駅伝中継をBGMにごろごろしながら活字を追うという怠惰な元日のお供にぴったりでしたよ。






もう1冊は、地元の読書会で紹介されていた1冊。

その読書会に参加したことはないのだけれど、その日の参加者さん達が持ち寄った本がブログで紹介されるので必ず目を通しているの。

これまで紹介されてきた本の中では毛色が違っていたので興味をそそられました。

短めのお話20話ほどで構成されています。本のタイトルもだけど、各章のタイトルも少しとっつきにくくて読み始めのハードルがちょいと高めでした。


ところがどっこい。


読み始めるととても面白くて(まだ全部は読み終えていないけれど)、すっかり引き込まれました。


どこからつまみ読みしてもハッとするというか、脳の普段は使っていない部分が刺激される感じ。


著者は物理学者さんなんだけど直接的には物理やサイエンスの話は出てきません。どちらかというと哲学、倫理・道徳、社会学。


しかも文章が詩的というか文学的で理数系特有の堅さがないのです。


トロッコ問題が車の自動運転と緊密な関係にあることなど「なるほど〜」と思わされました。


現代の科学を斜めから深〜く語っているといったらよいのかしら、この不思議な感覚をうまく言葉にできないのがもどかしいわ。



理系本の棚を避けていると巡り会えないなあと思わされた1冊です。




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