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ブラジル生まれのコーヒーミル



昨日の写真に登場したミルは、夫が若かりし頃ブラジルのメルカドで買い求めたもの。


造りはいい加減ですが、よく働くエライ奴なのです。

水平にハンドルを回すタイプのものに比べると力も要らずラクチンで、お湯を湧かしてる2〜3分の間にメジャースプーン3杯分の豆がちゃちゃっと挽けてしまいます。

もう20年以上ものあいだ何の手入れもせず毎日使っていますが、不具合もなく我が家にはなくてはならない存在です。



材質は鉄の鋳物で、内側はペッパーミルのように溝の刻んである臼が縦向きに入っています。ハンドルと逆サイドについているネジの押し込み加減で臼の位置を横にずらす仕組みになっていて、出てくる粉の粗さを調整可能。下に置く受皿をいつの間にか紛失してしまったので、明治ブルガリアヨーグルト♪の蓋をちょっと変形させて使っています。


壁に取付けるネジ穴とクランプ式に板に締め付けるネジがついているので、垂直面にも水平面にも取り付けられるようになっています。我が家ではキッチンカウンターの端っこが使いやすいので、ちょっと飛び出した板部分に取付けて使用。


小さなお客さんにもたいそう人気があって、はじめて遊びにきた子は『やってみた〜い』と必ず寄ってきます。
我が家のこども達も、初めてのお手伝いは豆挽きだったかもしれません。楽しいし失敗の心配がないので小さな子にもまかせられますからね。ただし豆の入っている臼の部分に小さな指を突っ込まないように注意しないといけません。


ハンドルの反対側に『ALFREDO VILLANOVA INDAIATUBA MADE IN BRASIL』と記されているのでGoogleさんで調べてみたところ、ALFREDO VILLANOVAは人名、INDAIATUBAというのはサンパウロ市の中にある地区の名前のようです。INDAIATUBAにALFREDO VILLANOVA S.A.という鉄を扱う会社があるようなので、もしかしたらここの製品なのかな。


遠く離れた日本の田舎町で使われているなんてアルフレッドさんもびっくりしてるかなあ。




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