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「ひとりカフェ読書」の試み、2回目の顛末と【読書メモ】



週末、オット・ムスメともに留守の予定だったので先日の「ひとりコメダ」に続き、再び「ひとりカフェ読書」を目論んでいました。




雨でオットの予定がキャンセルになり、ひとりで出かけてしまうのは申し訳ないような気もしたけど敢えて決行。



先日の反省から目指すは星乃珈琲。


ところが、家を出るのがちょっと遅くなったのがいけなかった。


ギリギリでモーニングには間に合う時間に到着したものの、なんと駐車場が満車で停められません。 


2Fの飲食店と合わせると結構な席数があるにも関わらず駐車場があまり広くないんだよね..。日曜のこの時間は無謀だったか..。


諦めてすぐ近所にあるコメダ(先日とは別の店舗)に向かうも、こちらも席待ちと思われる数人が店の外にあふれています。




紆余曲折しながら、結局郊外のショボ目ショッピングモール内にあるドトールに落ち着きました。


店舗が小さめなせいか家族連れや大人数グループなどはおらず、昼時にも関わらず半分以上の空席。


サンドイッチとLサイズコーヒー片手に2時間。

こちらを読み終えることができました。


この1冊は久々のクリーンヒット。


私設図書館「ルチャ・リブロ」をひらいているご夫婦。


お悩み相談に3冊の本で回答しているのですが、その本を選んだ理由、考え方、言葉えらび、語り口、全てが静かで慈愛に満ちているのです。


そして、寄せられる悩みに真正面からぶつかるのではなくて、相談者の頑な視点をちょっとだけずらしてくれるのがホッとするのよ。




司書である奥様のエッセイもまた深くて。


図書館・本・司書..のキーワードで書かれたものって、熱い思いが溢れすぎてて読みながらこちらが気後れしてしまうことも多いのだけど、この青木夫妻の言葉はなんとも静かでじわっと沁みてくる。


私自身はまったく読書家ではありませんし名作・古典などと呼ばれる著作とは無縁の人間なのですが「図書館」という仕組みというか存在が好きで、その案内人である司書という仕事に敬意を持っています。


この「図書館という存在・仕組みが好き」っていう感覚、どうにも適当な表現を思いつかずにいたのです。


海青子さんの「窓を持つ」「自助を助ける」の章を読みながら「ああ、そういうことなのよ〜」ってなりました。







本の内容とは離れるけど、なぜ「ルチャ・リブロ」と名付けたのかがとっても気になる。

「ルチャ・リブレ(Lucha Libre)」ってスペイン後でプロレス(自由な戦い)の事なんだけど、1文字だけ変えて「Lucha Libro」となっていることに静かながら強烈な茶目っ気を感じてしまいます。


こちらも読んでみたくて予約中。






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