鮮やかな黄色の表紙と「高校生」・「人生の進路相談」というワードに引き寄せられました。
表紙に 以前著書を読んで大変心に残った磯野真穂さん、東畑開人さんの名前を見つけ ワクワクしながら手に取りました。
著者(編者)は「桐光学園中学校・高等学校」となっています。
ちょっと珍しく感じたので調べてみたところ、桐光学園中学校・高等学校では 様々な学問分野における第一人者による「大学訪問」という授業があるそうです。
webサイトによると年間約20回も行われるそうです。お招きする講師のリストを見るとそれはそれは豪華で羨ましい限り。
桐光学園 中学校・高等学校(神奈川県川崎市/私立/男女別学)の大学訪問授業について。本校は進学校としての充実した進路指導・学習指導だけでなく、多彩な講習制度やクラブ活動、二人担任制でしっかりと丁寧に未来のリーダー達を支えます。
そんな素敵な授業の内容は2007年から書籍として刊行。学外の人も手に取れるようにということで 今回私が手に取ったのもその中の1冊。
本のタイトルが特にシリーズっぽくないので気が付きませんでしたが、最寄りの図書館で著者名を「桐光学園中学校・高等学校/編」で検索したところ2008年〜2016年・2024年出版の10冊が所蔵されていました。
全部が所蔵されているようではなかったので出版社のwebサイトで検索。
2008年〜2014年出版分【水曜社】
2015年〜2023年出版分【左右社】
左右社の本の検索結果一覧です
左右社さんから出ているものは タイトルに「高校生と考える」がついているので、シリーズとして目に入りやすいですね。
これら年単位でまとめられた本の他に 年度を横断してテーマごとにまとめたものが10代向けの「ちくまプリマー新書」で出ています。
中・高校生が相手ですからね、講師の先生方の熱の入れようは想像に難くありません。
まだ、気になった方のページを拾い読むことしかできていませんが どの先生の話も濃くて深い。
相手が中高生ということを意識されてなのでしょうね、言葉の使い方が端的で 本質にストレートに迫っていく展開に引き込まれます。
テキストに起こすことや多数の講師陣とのやりとり・権利処理などを考えたら 学園側には大したメリットもないでしょうに、文字として後々まで残してくださることに本当に感謝です。
これ、進路選択や生き方模索中の中高生にはとっても良い本だと思います。
夏休みの読書感想文の題材にも悪くないのでは?
気になった章だけなら短時間で読めるしね、感想文に手をつけていない中高生のみなさまにおすすめしちゃうよ〜。
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