すっかり「ツイ廃」です。
『きゅうついったーえっくす』ね。読むだけですけど。
フォローしているのは、気象庁防災情報・日経新聞・NDLのほかに経済系・教育系で「なるほど〜」と勉強になる発信をしているアカウント。
今数えてみたら、ミュート中のものも合わせて20アカウントほどでした。
フォローしているけどミュート中のアカウントは、コロナ禍で有益な情報を流し続けてくれた感染症の専門家や海外のニュースソースが多く、常にチェックする必要もないけれどいざという時に頼れるアカウント。
フォロー中のアカウントは良いとして、厄介なのが「おすすめ」に流れてくる膨大なポスト。
ホットな社会問題から心が痛くなるような炎上ツリーまで、次から次へとスマホをスクロールする手が止まらなくなり気がつけばあっという間に時間がすぎています。
ああ、この時間で積み上がっている本を読めばよかった…と後悔する毎日。
とはいえ、自分が日頃興味関心を持っている分野に関してキラりと光を放つ発言に出会うこともあるのでついつい覗いてしまうんだよね。
私の興味関心からのエコーチャンバー。
昨日は「縮毛矯正/毒親認定」の話題が目にはいりました。ムスメのタイムラインにも流れてきたようで、しばし意見交換。
今朝目についたのは「Fラン大学不要論」に対して冷静な反論をされている地方私立大教員のポスト。
どちらも、自分の子育て経験と密接に繋がっていてツリーをつぶさに読んでしまいました。
「炎上」しているツリーに共通して感じること。
発端は、コンプレックスや自身の置かれた境遇への不満を刺激されたポストに冷静さを欠いた言葉で反応するケースのような気がします。
ポスト主の背景や想いなどを想像することもなく、自分もしくはごく身近な友人知人、あるいはエコーチャンバー内集団の勝手な憶測だけでカーッと湧いた感情を文字にしてしまう。それを読み返すこともなくポスト主に投げ返す。
手軽すぎるが故に多くの人が反射的に呼応して雪崩のように次々と連鎖。
発端のポストとははるか遠いところで最初の趣旨と全く異なる議論が展開されるサマはカオスです。
あとは、正論ではあるけれど…ってやつですかね。うっかり振り下ろした正義のこん棒の怖さよ。
何万人のも人がたった数行で語られたメッセージに自分の意見を瞬時に返すことができるツール。便利なことこの上ないけれど、その何万人の人は置かれた立場も違えば主義・主張も様々。困りごとも望んでいるものも違うんだよね。
ふと「怒っている人は困っている人」という言葉を思い出しました。尾石晴さんが先日の配信で紹介されたもので心に残っています。
見ず知らずの人のちょっとしたポストに噛み付く人はきっと何かに困っているんだね。醜い言葉を見知らぬ他人に向けてもそれは解決しないと思うのだけど、どうかその気持ちが救われますように。
そんな諸刃の剣、私にとっては普段意識していないネタが掘り起こされ社会課題に気づかされることも多いし、自分の思考が刺激されてモヤモヤと感じていたことが言語化されるありがたい存在。気象情報やニュースなどをひとつのアプリ内で最速で確認できる便利ツールでもあります。
無法地帯のような場を目にしたり、がんじがらめになって苦しむ若者の姿を見ると「こんなツールを世に出さないで欲しかった..」と否定的な気持ちにもなることもあるけれど、全ての道具は使い方次第。便利なものはありがたく使わせてもらいます。
ソースはどこ?、データの扱いが恣意的でない?、大勢の人の意見に見えるけどエコーチャンバーかも? などなど気をつけることはてんこ盛りですが、ほどほどの距離でうまいことおつきあいしていきたいものです。
ネットジャンキーのアラカンオババ、3連休の朝に自戒を込めて。
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