料理本とか参考書とか、本を片手に作業している最中に「パタン」とページが閉じてしまうことほどイライラすることってないですよね。
分厚い参考書や問題集を広げながら唸る日々が始まって早2年。手近なもので間に合わせるのが面倒でいろいろ探した結果、まずはこちらの文鎮タイプを使ってみました。
なんの変哲もないガラスのウエイト。
細長いし透明なので、本の上に重りとして乗せても邪魔にならないかな〜という目論見で購入したものの、厚い問題集や参考書が「パタン」と閉じるのを抑えるにはイマイチでした。
例えば、左側のページが戻ってくるのを抑えたいからと左ページの端っこに乗せると少しずつ滑って行って外れてしまうんですよね。ページの真上に乗せると、透明とはいえ屈折率の違いで文字が読み取りづらくて役に立ちません。
結局こちらの写真のように両ページにわたって横に置くスタイルで使っていましたが、上部ギリギリに乗せると「ガタン」と落ちてしまうし、しっかり乗せると文字にかかってしまうジレンマ。

潔いデザインが気に入ってはいるのですが、毎日毎日イライラしながら使うのもねえ。
というわけで、試しにこちらを購入してみました。
クリップ型のブックウエイトで「透明」というのがポイント。ヒンジのバネの中に金属製の重りが入っています。
これが思いのほか使いやすくてグッジョブ。クリップのバネはページをきちんと抑えるだけの強さはありながら軽い力で開きます。アラカンの衰えた指でも掴みやすくて嬉しい。
ページをめくって新しく挟むときも、ちょいと軽くつまんでクリップを少し開き紙をスッと滑り込ませる感じでとてもストレスフリー。

デザインも直線と角丸のバランスがすっきりしていて、主張していないところがまた良き。隅々に開発者のこだわりを感じます。これでほんの500〜600円で買えるなんて素晴らしいね!
ちょっと調べてみたところ「ソニック」というのは大阪に本社をもつ文具・事務用品メーカー、しかも祖業はクリップだそう。どうりで。
HPを見ると大手文具メーカーとはまたひと味ちがう商品開発のこだわりが垣間見えるのよ。
こういう企業は応援したくなっちゃうわ〜。ガンバレ、ニッポンの中小企業!
#おすすめ文房具
#ブッククリップ
#文房具
いつも応援ありがとうございます。
ポチッとしていただくと更新の励みになります。


↓ 読者登録もぜひ!
