ずーっと欲しかったのになかなか買えなかったコードレス掃除機をようやく購入した話です。
セントラルクリーナーはメンテナンスがつらい
我が家の掃除機はセントラル式で、屋内のホース差込口に蛇腹のホースを差し込んでスイッチオンすると、床下の配管を通って屋外のモーター付集塵機にゴミがたまる仕組み。
こういう据え付け型の設備というのは性能は抜群なのだけど、故障すると業者さんを頼む必要があったりアフターパーツが手に入りにくいのがデメリット。
パナソニックの一般住宅用製品なので業務用ほど特殊ではないと思うのですが、モーター・ホース・吸い口など10年程度でダメになる消耗品や1年に1度くらいは交換するゴミフィルターバッグなどはもう手に入らないのです。
手に入っていた頃もその値段の高さが購入の足かせになっていました。蛇腹のホースがところどころ裂けているのをビニールテープでぐるぐる巻きにして騙し騙し使ったり。
悩ましいのが定期的に床下の配管を掃除しないとゴミが引っかかって吸引力が落ちてくること。
吸引力が強いとはいえ、配管が長いので髪の毛や糸くず、ちょっとした小枝のようなものが絡み合って詰まっちゃうのよね。それを無理やり使っているとモータに負荷がかかってそちらがダメになるという…。
築浅の中古家屋を購入してから20年数年経ちましたが、5年に1度くらいは床下に潜って配管掃除を、またモーター交換や集塵機そのものの交換を合わせて3〜4回しています。全てオットが対応してくれるのでそれほど費用をかけずになんとか維持してきました。
そんなアフターメンテに手間のかかるセントラルクリーナー、このところ再び吸引力がだだ下がり。
モーターもイマイチなんですが多分配管のゴミ詰まりが起きている。オット本人の「やるのいやだなあ〜」オーラが半端ないので、かねがね欲しかったコードレスクリーナーを買うことにしました。
マキタかハイコーキか
いくつかの選択肢の中で、候補は電動工具メーカーのマキタとハイコーキ(旧:日立工機)。
公共施設などに入っているお掃除会社の方が使っているのはマキタ製が多いようです。
ムスメも私もバイト先のお掃除スタッフさんが使っているのを見ているので、デザインはイマイチでもその性能の良さを優先しようと前々から話していました。
ハイパワーであることもそうですが、プロユースの製品は電池やオプション品などアフターパーツが豊富。本体が古くなっても互換パーツがのちのちまで手に入るのが魅力です。
いろいろと口コミなども調べて吸引パワーが強く紙パック式であるこちら↓の製品に決定。のはずだったのですが…。
「うちの電動工具はハイコーキ で揃っているからハイコーキ にしようよ〜」とオット。
ハイコーキのハイパワークラス製品は、ゴミ捨てがカートリッジ式のみ。紙パック式じゃないのが私としてはかなりネックで検討から早いうちに外していたのです。
でも、いろいろ考えるうちに手持ちの電動工具と電池が共通というのはもしや最優先かも?と思い始めました。
このクリーナーにセットされているのはハイパワーのマルチバッテリーというシロモノ。電動工具はバッテリーの性能がモノを言うので、値段の高いいわゆる「良い電池」が複数あると助かるのです。
仕事で工具を使うオットはもちろんのこと、こちらとしても同型バッテリーの予備があるのは助かる。掃除機の予備のためだけにわざわざ買っておくには高額なので。
使い捨て紙パックフィルターではないことが最後までひっかかっていましたが、ゴミをカプセルから捨ててフィルターを掃除するのがそこまで大事?と考えてそちらは諦めることにしましたよ。フィルターといっても安いものなので、まめに使い捨てればいいか〜っと。
で、半分渋々ながらもこちらの製品に決定。
軽くて手にとりやすいだけで掃除のハードルが下がりまくり
到着した箱は驚くほどコンパクト。バッテリーがセットされた本体・充電器・ホース・吸い込み、以上。別売りの丸型ブラシと蛇腹ホースは別途Amazonで購入しました。
電池はカセット式なので、本体を充電スタンドに収納する必要がありませんから置き場所に「コンセント近く」という縛りがないのもよき。しまい込まずに廊下のちょっと凹んだスペースにスタンバイです。
これまでは、階段下の収納扉の中から長くて重いホースをえっちらおっちら取り出すのがとても億劫でした。2階へ運ぶのはなおさら。
それが、ちょっとしたお菓子のクズやホコリが目に入ったらヒョイっと手にとってササッと掃除機をかけられるの、なんて快適!!
また、場所によっては差込口とホースの長さの関係で微妙に届かないところがあったりして地味にストレスだったのもすっかり解消です。
そしてLEDライトが手元(足元?)を照らしてくれるのがありがたい。階段や廊下の隅っこなどちょっと手暗がりになる場所のホコリがとてもよく見えて、目の老化が進んでいるアラカンには想像以上に快適です。
ホースや吸い込みパーツなどの樹脂がちょっと肉薄で、ちゃっちいというかオモチャっぽいのが気になるといえば気になりますが、その分軽量化されているということでしょう。
ハイパワーバッテリー搭載ということで、この掃除機の重量の大部分はバッテリーだと思います。
バッテリーが重いとはいえ、全体のバランスが良いのか使用中に重さがネックに感じることは今のところありません。高いところのホコリを取ろうと持ち上げて使ってると流石に腕が疲れてきますが許容範囲ですかね。
パワーも家庭で使うにはオーバースペックなくらい。今のとこは「標準」か「弱」で絨毯掃除含めて十分。購入して1週間くらいたちますが、まだまだ充電切れには程遠い状態。
こんなに快適に掃除ができるならもっと早く買えばよかった〜!
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#ハイコーキ
#マキタコードレス掃除機
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コメント
こんばんわ。セントラルクリーナーって初めて知りました。
写真で見てみたい。
わたしはフツーの掃除機を使っているのですが、娘が一人暮らしでシャークの掃除機を使っていて「コードレスってストレスなくてハマる!」といっていました。
買い替えも検討しているものの問題は音なんです。
ニャンコが音に敏感で大きな音が嫌いなので、いまはフロアワイプで掃除をし、その集まったゴミを最後に掃除機で吸う感じです。
マキタの音もうるさいなぁ、、と感じているのでその辺音の比較はどうなんでしょうか?
音が静かなら今回紹介されたハイコーキ大いに検討したいところです。
LEDライトがついているというのに惹かれました。また色々教えてくださいな。
おはようございます、グリコ様
田舎住みだし赤子・ペットがいないゆえ、音のことは全く考慮せずでした。
強モードだと普通にうるさいです(–;)。集塵機が屋外にある生活が長かったので余計にそう感じるのかもですが。
標準モードはそれなり、弱モードだと家族が近くで使っていてもテレビの音は余裕で聞こえるレベル。Amazonのレビューでは吸引力の割に静かと書いている人も結構多い印象です。
そういえばムスメもシャークの掃除機使ってます。スリムなスッキリデザインでよい感じよね。
数年前ダイソンが話題になっていた頃、経新聞の比較記事で高評価がついていて「どこのメーカー!?」って思ったのを覚えています。
我が家は日立系列のお膝元ということもあって電動工具はHIKOKI縛り。それがなければマキタを選んだかなあ(紙パック式に未練)。
ホームセンターなどで使い比べられると良いですね。家電選びってホント難しい。
お返事ありがとうございます。
だんだん家電のスペック比較など面倒なお年頃に近づいてきました(汗)。
そして昔ながらのタイプから離れられない非柔軟性。。。
あはは。
また色々教えてくださいな。
グリコ様
スペック比較、面倒ですよね。
わたしゃ余計な機能はいらないから基本性能しっかりしているものが欲しいだけなのよ〜!と叫んでます。