世の中は三連休ですが..。
週末労働者の私は世の中の皆さんが休日を謳歌しているタイミングこそ忙しいという毎日です。
地域のボランティア労働は平日に入ることがほとんどなので、その合間に自営業妻仕事を押し込み、週末は外から収入を得るスタイルが定着中。
そんな生活スタイルの人間にとって、ムラのイベントがてんこ盛りの秋はなかなかハード。地区をあげての運動会・お祭り・敬老会などなどが次々と…。
土曜日にテントや長机・椅子などを倉庫から運び出しての会場作り、当日も早朝集合という流れで週末の二日間を拘束されます。
これ現役世代には無理ゲーだよねえ、ガッツリ共働きのパパママたちには貴重な週末だし。
コミュニティ参加意識の高い高齢者層でも60代〜70代はそこそこ働いている上に、女性はスーパーやコンビニ、介護系などサービス業でシフト制勤務な人が多いのよ。
実働部隊は定年退職した60代後半〜のおじ(い)さまか専業主婦のお姉様方という感じ。
この週末に行われたスポーツイベントでも、準備や運営で動いている人の高齢化に目を見張りました。
10年前ごろに比べると、教員の働き方改革やPTA・育成会縮小の影響で学校つながりの人員確保がなくなりつつあり、若手の姿はほとんど見当たりません。
50代後半〜60代前半のアラカン世代は貴重な若手組。
普段所属している組織の充て職で係が割り当てられるので、自動的に係りに名前が入ります。
となると複数のグループで活動をしている人ほどイベントの係は掛け持ちにならざるを得ません。それって結局トータルの実働人数を減らしているだけなのよね..。
小学校区の所謂地区会というやつにPTA絡みで足を踏み入れたのが始まりで、かれこれ20年ほどたちますが、ここ数年での変化の激しさにちょっと危機感を覚えています。地域コミュミティの重要さは重々承知しているだけに、このままでいいの?と思ってしまいます。
全国各地で町内会離れが起きているようですが、災害時などを考えると、ご近所さんや地域の方とたとえうっすらでもつながりがあるって大切だと思うのよ。
避難所運営だって、設置の責任は行政でも実際に動くのは地域コミュニティの役回りを担っている人たち。避難所となる地域の集会所のどこに何がしまってあるとか、水道ガス電気など設備の使い方、そもそもどうやって鍵を開けるのかなど、こうした地域イベントに参加してこそわかることがたくさんあります。
「町内会なんて無駄、役員なんてクソクラエ」などと考える方たちだって、災害時に避難所を使うんだよね…。「その場での協力は惜しまない」と思っていらっしゃる方が大半とは思うけど、日頃参加していないのにそういう時だけ大きな声で批判や指図をされてもねえ..と思ってしまうよ。
…と、地域のイベントのたびに湧いてくるモヤモヤを今年もここで吐かせてもらいました。
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コメント
ご苦労様です!LEE様!
地区の集まりやイベントって本当に必要悪というか、不要悪というか。
けれどLEE様がおっしゃる通り、
>全国各地で町内会離れが起きているようですが、災害時などを考えると、ご近所さんや地域の方とたとえうっすらでもつながりがあるって大切だと思うのよ。
というところに同感です。
そしていざとなったらやるという方も
>避難所となる地域の集会所のどこに何がしまってあるとか、水道ガス電気など設備の使い方、そもそもどうやって鍵を開けるのかなど、こうした地域イベントに参加してこそわかることがたくさんあります。
もう、至極同意でございます。
イベントは、地域でどんな人が暮らしているかの「面通し」、あとは防災のための「日頃からの訓練」と思えば良いですね。
災害がない国に住んでいるならいざ知らず、災害てんこもりの日本ですから〜。
災害が起きるとすぐ自衛隊や国が助けてくれると勘違いしまくりですが、まずは居住地でお互いに。
なんて偉そうにいってみましたが、自治会系の組織はわたしも色々おもうところあります。。。
グリコ様〜!
おっしゃる通り『防災のための「日頃からの訓練」』なんですよねえ。
イベント恒例の「炊き出し」も今ではすっかりなくなりましたが、こういう行事を通じて大量調理のノウハウや誰がどのようなことが得意..的なことを共有したものです。これって年に一度の防災訓練そのもの。
東日本大震災のときはご近所ネットワークのありがたさを痛感しました。私も色々思うところはありながらも、とりあえずはコミュニティ活動肯定派です。
グリコ様もご近所から頼りになる若手として「良い人見っけ!」と認識されたのだとお見受けします。求められるうちが「華」でございますわよ。お互い無理せず(ここ大事)やっていきましょう〜!