家族4人+義父で伊豆方面に行ってきました。回顧録の中で「もう一度訪れてみたいものです」と書いたのを読んだ上のムスメが企画した小さな旅。
80年前、戦後間も無くの頃に1度だけおとずれたことがあるという古い古いホテルです。
当日は早朝の真っ暗なうちに我が家を出発し義父をピックアップ。
コンビニに寄ったりSAでのトイレ休憩、義父宅に到着してからは火の始末や戸締りを確認して出発。
ちょうど熱海のあたりで良い時間になったので、予定通り熱海の街中でお昼ごはん。
足がすっかり弱っていてたくさんは歩けない義父。狭い街中ではお店の前で車をとめて降車することもかなわないので、コインパーキングからゆっくりゆっくり坂道を歩いて。
若者中心の家族旅行とは違い、車の乗り降りも細心の注意を払いながら義父のペースに合わせて時間をかけて動きます。
旅の目的はホテルなので、どこかに寄って観光するということもなく早めにホテルに到着。
海を眺めながら庭を散歩したり、ホテルの歴史やクラシカルな建築を丹念に味わいながら夕食までの時間を過ごしました。
義父のリクエストで、夕食はメインダイニングでいただくフレンチのコースをオーダー。
お腹の弱い私と下のムスメは途中で内心ギブアップだったというのに、健啖家の義父は「美味しいね〜!幸せだね〜」とペロリ。
立派な梁が何本も通った高〜い天井のメインダイニングルームは教会をイメージした造りなのだそう。キャンドルをイメージした照明、本来ならパイプオルガンがあってもおかしくない位置にオーケストラボックスが。昔はここで楽団が音楽を奏でていたそうです。
我々夫婦はもちろんムスメたちも古い建築が大好物。「お!この蝶番の作りは!」「マイナスネジが使われてるよ〜」などなど発見がいっぱい。上のムスメはガラスケースに展示された当時の食器に釘付けです。
平日とあってか館内はシーンと静かで、暖炉の燃えるメインロビーも海の見える大浴場も独り占め。メインダイニングも私たち含めて4組で、大人の静かなディナータイムというおもむき。

朝のサービスに配られていた新聞が日経というのもニクい。部屋でゆっくりコーヒーを飲みながら新聞に目を通す幸せよ!。
ムスメたちが朝風呂にいっている間にのぞいてみた読書室には、1919年出版のオックスフォード英英辞典のセットが。昔々の貴重な辞書は表紙が革張り。今のように薄い用紙ではなく足に落としたら骨折しそうな重量級のものが7〜8冊で1組となっています。
晴れ渡る青空と青い海を堪能しながらゆっくりと朝食を摂ったあとは、玄関前で集合写真を。
観光地を巡る旅ではありませんでしたが、おじいちゃんの若い頃の話を聞きながらのドライブと長年の歴史を感じるホテルサービス。
ムスメの発案のおかげで思いがけず貴重な時間を過ごすことができた2日間のミニトリップでした。
#家族旅行
#日本クラシックホテルの会
#クラシックホテル
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コメント
こんばんわ。読んでいて気持ちがほっこり致しました。
義理父ってなぜ回顧録とか書きたがるんでしょう。ふふふ。
昔の人の記憶は鮮明ですよね。今より刺激が少なかった分、一つ一つのエピソードが脳に記名されているのでしょうか。
義理母もよく『母はこう言った』とかとにかく昔の記憶をまるで昨日あったかのように話してくれました。
とにかく良い旅でしたね♡
素敵素敵♡
おはようございます、グリコ様
回顧録、すごいです。会社員時代は手帳が残っているので理解できるんですけど、戦時中や戦後の混乱期のこととか、よくもここまで細かく覚えているものだと。生活の密度がそれだけ濃かったってことでしょうかね。
今回のミニトリップは「孫娘が企画してくれた」というのがポイント高くてね、良い冥土の土産となったことでしょう。若い頃に散々心配をかけた放蕩息子の株も上がって何よりです(笑)ヨメの私は、普段なら縁のないようなホテルライフを垣間見ることができてこれまた役得。
今年は不気味な暖かさで年末感薄い年の瀬ですね。お身体にはくれぐれも気をつけてゆるゆるとお過ごしくださいね〜。