最近借りた本のメモ。
↓ 第二次大戦中にナチスの強制収容所に収容された心理学者が、戦後書き記した記録『夜と霧』。
自身の収容体験をもとに、極限状態におかれた人間について心理学者の視点で書かれたものです。一読の価値あり。
↓ 茨城県鹿嶋市、その後長野県塩尻市の図書館に勤務し新図書館の立ち上げに尽力された内野安彦氏によるエッセイ風の図書館論。
ちなみに、『図書館はラビリンス』は出版社こそ違うものの『図書館めぐりはやめられない』の続編となっています。
どちらも分類番号が914.6なので”エッセイ風の図書館論”ではなく”図書館論風のエッセイ”と書く方が正確なのかしら?
本の紹介とそれをめぐるエッセイという形をとっていますが、ちらっと顔を出す内野氏の図書館論がとても歯切れ良く、肩の凝らない読み物としてとても楽しめました。
↓ さらに最近出版されたもので、若干雰囲気は異なりますが前述の2冊の続編的な印象。分類番号は014.1なのでこちらは”エッセイ風の図書館論”ということでしょうかね。
↓ なにかと話題に上ることの多い佐藤優氏の初期の著書『国家の罠』。
“知の巨人”とよばれている佐藤氏がどのような方なのか知りたくて借りてきたのですが、まだ読めていません。
↓ こちらも読む時間がないまま返却期限が来てしまったもの。
日経新聞に連載されていた『私の履歴書』の単行本化。連載中にweb版などで目にして気になっていたものですのですが、図書館の『水戸芸術館コーナー』に置かれていたのを見つけて思わず手にとりました。時間が出来たらもう一度借りてきてゆっくり読みたい。