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たいして働いていないけど本が読めない【読書メモ】



慌てて読んで返却しちゃったけれど思い出せる範囲で読書メモ。




本が好きなはずなのについついスマホに手が伸びてしまうって多くの人が感じているのでしょう。もちろん私もそのひとり。


天邪鬼な私はキャッチーすぎるタイトルに拒否反応で当初はスルーしていました。

でも、気にはなるのよね。とりあえず図書館の順番待ちに名を連ねておいたら1年以上かかってようやく手元に。

明治以降の日本人の労働史と読書スタイルに関する記述が大半を占めています。「労働者と読書スタイル」の歴史と言ったらよいのかな。

「スマホ」「長時間労働」のようにわかりやすい答えが用意されているわけではなく、いつになったらその答えが出てくるの〜?という気持ちになること度々。

答えは途中にちらり。解決法は最後のほうに数ページ。これにイラっとくる、ということ自体がその答えでした、ふふふ。



効率を求め無駄(かどうかなんて本当はわからないけど)を省くことが良しとされる現代の働き方。一方、膨大な文字の中から自分にとっての良きことを抽出する営みである読書。

指一本で整理された情報に即座にアクセスできることに慣れてしまうと、何が拾い出せるかもわからないノイズだらけの媒体に触れるのがしんどくなる。

読みたい本は山ほどあるし時間だってそれなりにあるはずなのに、それに手を伸ばす時間減っているってことは気持ちに余白のない生活をしているってことなのか、私。



よみきかせ当番の初っ端が1年生なので、気になる本をピックアップ中。これは良さげ。多分もう少し低年齢向けなのでしょうが、単純ではっきりした絵、読み手と聞き手で軽くやりとりできる流れがおチビちゃんたちには良さそうです。



北海道の斜里町立図書館の試み。

「今いる世界がすべてじゃない」「世の中にはいろいろな考えがある」ということを伝えたいという図書館職員さんの思い。北海道の端っこの小さな町ならではの切実な感覚だよね。

匿名でのコミュニケーションだけど、SNSのようにどこの誰かもわからない広い広い世界でのコミュニケーションではなく、この場(図書館)にいる職員さんたちが向き合ってくれている、というのが良いんだよね。素晴らしい取り組みだと感じます。

回答を考えるのはなかなか難しいと思うけれど思わず応援したくなる!




大井川県政批判のルポルタージュ。

週刊文春にも取り上げられた当時は兵庫の齋藤知事のような騒ぎに発展するかと思ったけれど、ちょっと話題になった程度で沈静化。

内容がとりとめもなく、井戸端で盛り上がる権力者批判の域を出ていない感じがちょっと残念。取り上げたテーマは県民としては興味深いので、もう少し上手に書いて欲しかったかも。

著者も卒業生であるイバラキの伝統校。創立百五十年になろうという高校だけあって卒業生の数も多く、政界にも経済界にも著名な方が多いのですが、保守王国イバラキを「牛耳る」同窓の高齢男性先輩方への批判と彼女の母校愛がねじれた形で絡み合っていてどう解釈したらよいのか…と思う部分もあり。

なんだか文章も読みにくいというか話の筋が追いにくくて最後まで読まずに終わっちゃった。








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