今年は中学生たちと数学に挑んでいます。1年生から3年生までの「数学って面倒!嫌い!」の面々。
機械的な計算練習は渋々取り組んでくれるのですが、落ち着いて考える必要のある問題になると途端にヤル気を失ってしまうのが悩みのタネ。
そんな彼らの気持ちを鼓舞しつつ、クドクドした説明を避け、「なるほど!」「わかったかも!」という『アハ体験』を誘発すべく日々頭をひねっています。
AIによれば、『アハ体験のメカニズム』とは
突然のひらめき:段階的に答えへ近づくのではなく、ある瞬間パッと全体像が見える非連続な気づきです。
脳の活性化:新しいつながりに気づいた瞬間、脳の神経細胞が一斉に活動します。
快感物質の分泌:脳内で快感ホルモンの「ドーパミン」が分泌され、強い満足感や達成感を得られます。
数学に拒否感を持つ子どもたちの脳が少しでも快感を感じるような解説をしたくて、ネタを拾い集める中で出会ったのがこちらの本。
算数・数学ギライ民あるあるな疑問・質問を、ヤンキー風兄弟の会話を通じて解決していくスタイルもさることながら、説明の流れや図(イラスト)の使い方がとても秀逸。思わず『AHA!』となってしまいます。
割り算・分数・方程式・割合の基本的なことは腹落ちする前に「こういうもんだから!」と丸覚えモードで身につけてしまいがち。
身につけてしまうとあまりにも当たり前になってしまっていて、子どもたちがまるで屁理屈のようにぶつけてくる本質をついた疑問に「え、そこ!?」となることも多いのよね。
(マイナス)X(マイナス)はどうして(プラス)なの?、とか速度や食塩水問題。わかりやすくスモールステップで…と思って丁寧に説明するとどうしてもクドクドクドクド…になってしまい、結局「数学(算数)ってメンドクセー!!!!!」を誘発。このジレンマに悩まされている私にはとても参考になる本でした。
よくわからない記号だらけの数学も、解けたら嬉しい。意味が分かれば嬉しい。少しでも「嬉しい」を体験していただければと思います。—-あとがきより
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