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【全国学力・学習状況調査】に思うことなど




【全国学力・学習状況調査】の正答率(全国平均値)が公表されました。一覧性の良いこちらのサイトでチェック。ただしこの記事のタイトルは間違ってますね「テスト」ではなくて「調査」ですからね。

小学6年と中学3年の全員を対象にした文部科学省の全国学力テスト。今年は4月23日に国語と算数・数学が一斉に実施され、中学英語はオンラインで出題・解答するCBT方式で4月20日以降に分散して実施...


最新のものを早速解いてみたよ。問題(計算)そのものは、ひねったものや引っ掛けなどがなくて簡単なものばかり。


入試問題のように学力でスクリーニングすることが目的ではなく、狙った教育の成果がどの程度出ているのかや自治体ごとの差、国・私立校と公立校の差などを測るための、いわば文科省のデータ取り用というのも頷ける内容。


特に「解説」が興味深いです。各設問の目的、誤答のケースごとに「生徒は何を考えてこの回答をしたのか」が推論・解説されています。




文科省のサイト【2026年】
「令和8年度 全国学力・学習状況調査 報告書・集計結果」について。国立教育政策研究所が行った報道発表を紹介いたします。
国立教育政策研究所のサイトには、平成19年まで遡って掲載。
教育課程研究センターは、全国学力・学習状況調査の文部科学省との共同実施、教育課程実施状況調査、特定の課題に関する調査等の初等中等教育の教育課程に関する政策に係る基礎的な事項の調査及び研究、国内の教育機関及び教育関係者に対する初等中等教育の教育課程に関する援助及び助言等を行っています。
出題内容に関しての授業アイデア例、テスト終了後に行われる質問票への記入結果を分析したものも興味深いです。

ただし、【問題・回答例・解説資料】は全ての年度分がありますが、【報告書・調査結果資料】についてはR3年度以前のものはリンク切れ。




我が家の子どもたちの時代とは問題の傾向が大きく異なっていることに驚き!

かつては問題集などで繰り返しトレーニングをすれば正解できた問題がほとんど。

一方、最近の出題は読解→思考→答えのステップを踏む過程をアウトプットしていく形式です。必答え自体は問題文の中にほぼ隠れているので、おちついて読めば全く難しくはないの。


しかあし。私が日々接している中学生たちにとってはこれこそが難しいのよ。


とにかく文章を読むことがキライ・メンドウ。順序立てて、ステップを踏んで考えるなんてジョウダンジャナイ。


短文のSNS、数十秒ごとに繰り返されるショート動画、指先でぽちぽちっとするとすぐに結果が出るゲームや教材が大好きで、落ち着いて文章を読み思考の試行錯誤が要求されることは堪え難い苦痛なの。



結果が各人に返却されるということだけど、彼らの結果はどのようなものだったのか気になるところ。




解説資料や報告書を読んでいると、机上の分析としてはまさにその通りで、研究者としてのお仕事はさすがとしか言いようがありません。


ただ公立中の勉強苦手な子たちと日々接している身としては、綺麗なデータ分析の裏側に子どもたちひとりひとりの無数の事情があるんだよ〜!と叫びたくなります。

難関中高一貫校〜東大を卒業して入庁するような優秀なお役人の皆様にはまったく想像つかないとは思いますがね。現実をぜひ直接見てみてほしいところだわ。





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