切れ味の悪いハサミからやっと開放されました。
このところ、薄い粘着テープを細〜く切る作業が多いのです。紙からほんの少しはみ出したテープの端っこを紙に沿って切ろうとすると、ねちゃっとなって綺麗に切れないことにイライラが募る毎日。作業自体は些細なことですが、神経を集中して切っているにも関わらずグチャッとなると凹みます。
でいろいろ検索して買ってみたのがこちら。
刃物で有名な岐阜県関市にある『長谷川刃物』さんの『CANARY』というブランドの『ボンドフリー』シリーズ。ボンドフリーというだけあって粘着テープがくっつかない加工がしてあります。
刃渡りや全長刃先の形状などにより何種類か出ているようです。オットも2本くらい欲しいというので、自分の分と合わせて2種類3本を買ってみました。
自分用には、先細GBS-600GLグレーの全長160mmをチョイス(GX-175 ブラックの方がハンドル部分がカッコよかったですね)。

パッケージから出してみると予想以上に軽く造りも華奢な感じでちょっと不安に…。コーティング加工は刃がかみ合う面だけに施してあるようで外見は何の変哲もなく、むしろ安っぽいな〜という印象。
ハンドル部分は細くて軽く、持ったときのバランスは完全に刃の方が重くなっています。硬い床にガチャンと落としたら割れてしまいそうな感じすらします。指を入れる部分が狭いので、男性や手の大きい人には使いづらいかもしれませんね。
…と第一印象は『安かろう悪かろうなのかしら…?』という感じでした。
ところが!肝心の切れ味はバッチリ!!!!!紙からほんの少しはみ出した粘着テープを切ってみると、すーっと刃がすべります。そして切り落とした粘着テープを刃に巻込んでグチャッとなるようなこともありません。
しかもこの値段ですよ。なんて素晴らしい♪
私にとっては切れ味が良いことと粘着テープがくっつかないことが最重要項目だったので、デザインがイマイチ〜とかハンドルが安っぽいわね〜というのは問題なし。使い心地からいえば200点満点のハサミです。この値段でこの使い心地は申し訳ないくらい。

切れ味が落ちたら研ぎ直してもらえるというのもポイント高いですね。まあ500円の研ぎ直し代と返送料で900円(+税)に加えこちらから送る送料を考えると、私が今回買ったような数百円の商品なら新しいものを買った方がよいのかもしれませんが、何千円もするようなお高いものなら研ぎ直しながら使う方が快適よね。
長谷川刃物:キャナリー ボンドフリーPRO SE-265F
これ、見た目もカッコいいし使ってみたいわあ。
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コメント
お買い上げと切れ味に満足していただき、ありがとうございます。刃の裏側のみのフッ素加工は、長谷川刃物でしか生産されていません。社員ではありませんが、フッ素加工を施した会社の社員です。大事に使ってください。
ともや様
コメントありがとうございます。
関市には友人が住んでいることもあり、密かに『メイドイン関』の刃物を応援しています。
これからも良い製品を世に送り出して下さいね。