映画の原作として話題になっていたので読んでみました。
最後にどうなるのかという期待で一応最後まで読みましたが、なんだか今ひとつの印象。
自分のオットがサラリーマンでないからかもしれませんが、なんだかピンとこない話でした。
前半の定年退職直後の主人公の気持ちの描写は『うまいなあ』と思いますが、超エリートサラリーマンの懐具合や美人奥様の設定がどうも現実離れし過ぎ。
ただ『人生のソフトランディング』という考えは男の人に限らず女性にもあてはまる気がします。
妻、母、嫁いう肩書きとともに長いこと過ごした女性たちが、子育ても親の看取りも終えて自分の人生について考えるタイミングと似ているからかも。