先日見た映画の原作『ワンダー』のスピンオフです。
子ども達には本編と両方読んでもらいたいね。
本編ではただの悪者だったジュリアンの視点で書かれています。
クラスメートに意地悪だった自分に苦しむ孫をサラッと励ますおばあちゃんもカッコイイの。
やってしまったことは許しがたいけれど、その子の側に立って理解してあげる人も絶対に必要なんだと思わされるお話です。
三浦しおんさんは『舟を編む』しか読んだことないのだけれど、かなり愉快な方のよう。
博物館愛が強い人って、探究心が強い知りたがり屋さんってことですよね。
『世の中にこんなものがあったのね!!』ってことが大好きなの、とってもよくわかります。
新しいことを知れば知るほど、自分の知らないことがもっとあるのではないかしらと思っちゃうんです。
博物館の楽しみと本を読む楽しみは結構似てるのかも。