旅先ではネットをしないと決めて本を持参。
最近ハマっている原田マハさんです。
意識的に軽めのものをチョイスしたのだけれど、ちょっと軽すぎて失敗。
文字がまばらな上にページ数も少なく、チェックインしてから食事までの2時間程で読み終わっちゃいました。
内容的にも『暗幕のゲルニカ』のあとだったせいもあって、ちょっと物足りなかった..。
ただ、この小説の元になったという実話への興味はとても湧きました。
市民にここまで愛される美術館があるというのが素晴らしい!。
『文庫X』や『思考の整理学』ブームを巻き起こした盛岡の「さわや書店」。
そこで働く書店員さんによる『本屋論』(っていうほど硬くはないのですけどね)です。
利益を上げなくてはいけない本屋さんのつらい現状と彼らの挑戦の様子に思わずエールを送りたくなります。
集客に対する考え方などは図書館でも参考になりそうな点も多々あり、面白く読むことができました。
ちなみに『文庫X』の中身は↓この本だったそうですね。