先週注文した電子ピアノがやってきました。
CA98は裏側に饗板がついた構造のため、完全に組み上がった状態で箱に入って出荷。
饗板がないだけで性能は全く同じCA78になると、鍵盤部分と筐体がバラバラの状態で運ばれ納入先で組立るのだそうです。
重量は80kgですから重さだけなら大きめの冷蔵庫と同程度。
アコースティックのアップライトに比べればはるかに軽いはずですが、ごっつい肩ベルトを斜めがけにし男性2人が平行をとりながら慎重に運び込みます。
昔、実家にアップライトが運び込まれた時と同じ光景になんだか感動。
がっちりとした木枠付きの段ボール箱から出された本体は、かなりスリムでコンパクト。
USBを差し込む部分だけ後付けになっており、オジサンがドライバーでチャチャッと取り付け、椅子を組み立てて設置終了。
細かい使用感はのちのち書くことがあるかもしれません。
私の要望で選んだメーカーと機種でしたが、一番喜んだのはなんといっても下の子。
オンボロの76鍵キーボードをかなり使い込んでいましたからね。
学校から帰ってから夜中11時過ぎまでずーっと飽きることなくあれやこれやと弾いていました。
使ってみた第一印象としては、趣味でちょこちょこ弾く分には大満足。
一方クラシック音楽の道に進む可能性が少しでもあるならば、やはりアコースティックピアノのほうが良いですね。
音量の問題で電子ピアノを選ばざるを得ないのなら、せめてハイブリッドピアノをおすすめ。
アコースティックと同じアクションを使っているのがウリということで、タッチはかなり良い感じ。
ただ鍵盤を叩いた時の音の広がりという点では圧倒的な差を感じます。
弦を叩いた振動が拡散するのと、サンプリングした音がスピーカーを通して出てくるという差がこれほどまでに大きいとは….。
音量を上げている時はそうでもありませんが、音量を下げるとかなりデジタル感あり。
仕方のないこととはいえ、アコースティックを長いこと触ってきた人にとっては違和感があるでしょうね。
まあ我家の使い方と懐事情を考えると、これ以上を望むのは贅沢というもの。
宝くじにでも当たることがあったら、専用の防音小屋を建ててグランドピアノを置くことにしま〜す♪
↓ ポチッとしていただけると更新の励みになります。