真ん中から貼るブッカーの掛け方の続きです。
ここまでの工程はこちら。
【真ん中から貼るブッカーの掛け方】その1
【真ん中から貼るブッカーの掛け方】その2
いよいよジャケット全体にブッカーを貼っていきます。一番ドキドキする工程。
【6.表紙側を貼る】
左手で裏紙をゆっくり剥がしながら右手に持った定規をスーッと左へ動かします。
ハードカバーの本を貼るときは定規を動かす力で裏紙を剥がしていってもいいのですが、ソフトカバーを貼る際にそのやり方をしてしまうと表紙が反る原因となるので要注意。
定規が表紙の左端まで来たら右手を止め、余白部分を左手で持ち裏紙を剥がしきらないようにしておきます。
【7.フィルムの角を切り落とす】
次にフィルムの角を斜めに切り落とします。写真は表紙側の「地」の角にハサミを入れているところ。
「天」の角も同様に切り落とす。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、剥がしきっていないベローンと中途半端な裏紙は表紙の下へたくし込んであります。
キッチリ45°の三角形でなく、切り落とされた側が扇形になるように切るのがポイント。また、本の角ぴったりではなく1〜2mm外側を切ると、最後の工程できれいに角を包み込むことができます。
【8.ソデ側にフィルムを貼り込む】
本をひっくり返し表紙を下にして台に置き、裏紙を全部はがします。写真では左手で本全体を支え右手で裏紙を剥がしています。
裏紙をはがすとフィルムが台形に残るので、手前から奥へ軽く引っ張りながらソデ側に貼り込みます。
【6】【7】【8】の作業を裏表紙側も同じように行います。
ここでひと段落。次につづきます
【真ん中から貼るブッカーの掛け方】その4へ続く