ヨシタケシンスケさんと日本国憲法

このところ親子共にヨシタケシンスケさんが強烈なマイブーム。

 
絵本だけでなく、こんな本も図書館で発見したので早速借りてきました。

 
著者は『声に出して読みたい日本語』の齋藤孝先生。日本国憲法の中で特に大切な26の条文を選び、全文とともに紹介しています。

 
すべての漢字にふりがなが振ってあり、それぞれの条文に齋藤先生のわかりやすい解説がついています。
 
そして、それぞれにヨシタケシンスケさんのくすっと笑えるイラストが入っているのです。大マジメなのに笑いのツボが絵本と全く同じです。
 

それぞれの条文に使われている言葉は難しいのですが、齋藤先生の解説とヨシタケさんのイラストを眺めていると『日本国憲法』なんて大げさなものとは思えなくなってきてしまいます。

 

こどもにとっては『なぜ、あたりまえのことをこんなに難しい言葉で長々とかいてあるのだろう』と不思議かもしれませんね。
 
その『あたりまえ』であることについてもきちんと解説がなされていて、『あたりまえ』のことがどれだけ繊細で壊れやすく、国民全員でで守る努力をしていかねばならないものかが良くわかります。
 
 
私が高校生の頃だったか、やはり読みやすさと親しみやすさをウリにした『日本国憲法』の本が大ヒットしました。書店で平積みになっていたものを私も買った記憶があります。
 
その本は全く堅苦しくないということで画期的なものでしたが、この本もまた画期的。小中学生にぜひ読んでもらいたいです。

11月の本

我家でブームのヨシタケシンスケさん。
 
図書館で『ふまんがあります』を借りて読んでみたら、親子ともども欲しくなっちゃいました。
 
というわけで、下の子が選ぶ今月の本はこちら。


 

パパに向かって繰り出す不満のあれこれは、きっとだれもが子ども時代に疑問に思ったことがあるはず。彼女の不満へのパパの答えがふるっていて、オットも大笑いしながら読んでいました。
 
『りゆうがあります』に登場してきた少年が大きくなったのが『ふまんがあります』のパパなんでしょうね。続編という趣です。
 
『りゆうがあります』のお母さんも『ふまんがあります』の女の子も、質問というより不満と怒りのパンチを次々と繰り出しているわけですが、途方もない発想で大マジメに答える男子にだんだん呆れてきてなんだかうまく丸め込まれてしまう感じが、なんとも可笑しいです。
 
 
 
ところで、私はこの女の子の表情が大好き。
現代アート画家の奈良美智さんが描く女の子の表情と同じ匂いを感じます。
 
年頃の女の子がもつ独特の雰囲気。何かつかみどころののないものへの納得の出来なさ。
ヨシタケさんはシンプルな線なのに地団駄を踏む足音が聞こえてくるし、奈良さんの女の子はふわーっとしたトーンながら静かな炎が見えそう。
 
何十年も前に『女の子』だった女子としてはこの味わいがたまりません〜。

自分好みの絵と文字のバランスがあるらしい

このところ『毎日更新』の目標が全くクリアされていないですね。
自分にとっても甘いので、一旦『まあ。いっか』な日を作ってしまうとなし崩しに…..。
 
 
さて、今日は文化の日。
読書週間でもあるわけで、先日県立図書館の前を通ったら『読書週間』ののぼり旗がはためいていました。市立図書館各館でも読書の秋にちなんだ展示やイベントが行われているようです。
 
 
先週の日曜日のこと。下の子がめずらしく『図書館行こうよ』というので最寄りの市立図書館へ。
 
この年頃の子に人気の児童書シリーズには全く興味がなく、とにかく絵本・絵本・絵本。
 
選んだのはこちらの10冊でした。

 
 


あかちゃんや小さい子が喜びそうな色の綺麗な絵本です。ページをめくることで、色を混ぜたり、本を傾けると絵の具が混ざったり、手で触ると手の跡がついたり…ということを疑似体験できるのが楽しい。学校で読んで楽しかったらしく、図書館で早速探して借りたようです。家に帰るなり『かーちゃん、ほらやってみて!面白いでしょ!』と嬉しそうに披露してくれました。
 
 

こちらも『色』が主役の本。たしか、今年の読書感想文の低学年向け課題図書でしたね。いろいろなクレヨンが、持ち主にお手紙を書いて要望を出すのですが、それぞれ一理あって面白いんです。最後に登場する、全てのクレヨンの要望を取り入れた絵がなかなか素敵です。
 
 
なんでも一番でなくては気が済まない勝ち気な女の子と、人との競争には興味がなくて自分が好きなものが自分の一番という女の子。
 
『よみきかせにいいかも』と、ときどき手にするのですが取り上げるチャンスがありませんでした。これを自分の子が選んだのは少し意外でした。
 
どちらの女の子に共感しているのかなあ。
 
 


シゲタサヤカさんの絵本はどれもこれも奇想天外で楽しい!こどもってこういうお話大好きですよね。絵もはっきりしていて、場がぱっと盛り上がります。
 
 

我家では『かっぱのあいさつ』でお馴染みの高畠邦生さん。カエルだもの雨の日がお出かけ日和なんです。人間から見たら『え〜!?』と思っちゃうすべてあべこべのお出かけがとっても楽しそう。
 
 

笑えるようで実は奥深いヨシタケワールドにハマっています。これは哲学です。
 
こどもはもちろんそんなこと意識していないでしょうが、ものごとの本質をついていることにはちゃんと気がついているようです。
 
『りゆうがあります』は家にあるのですが、どうも全てコレクションしたくなっている模様。最近発売になったこちら↓は買ってあげようかな。

 
 
幼い頃から、背表紙だけでちゃちゃっと自分好みを選んでしまううちの下の子。悩んで悩んで結局何も選べない上の子とは正反対。
 
パパッと選んでくるわりには、どれもこれも面白い絵本なのが興味深いです。
『絵と文字の大きさや太さのバランスがポイントなんだよ』と言っていました。
 
学校では、絵本は低学年の教室に配置されてしまうために自由にたくさん見られないのが不満のようです。
 
図書室は一般教室から少し離れているので、資料的な本以外は学年に合わせて選ばれたものが、各学年の教室前廊下に配本されているんですよね。
 
たくさんの本の中から自分で自由に好きなものを選ぶ楽しみが奪われているようで、ちょっと残念です。
 
『先生って、高学年は◯◯文庫とか決めつけてるよね〜!私は絵本が好きなのに!』だそうです。全国の小学校の先生方、こんな高学年児童もいるのでよろしくお願いしますね。

同時進行的読書

図書館の書架を見ていると気になる本がたくさんあるので、借りては返し、返しに行ってはまた借りるの繰り返しで、常に図書館で借りてきた本が何冊か読みかけ状態になっています。
  
近頃は意識的にエンタメ系・社会科学系・エッセイなど硬軟取り混ぜて借りておくようになりました。
  
その時の気分や時間の関係で本をチョイス。複数の本をあれこれつまみ食いのように並行して読むことが多くなっています。
  
子どもを車で駅に迎えに行く時など、微妙な長さの待ち時間が日に何回もあるのが主婦の生活。
  
ほんの数分でも、ぼーっとしているには退屈。
そんな時にちょこちょこっと短い時間で読めるような、新書や軽い小説をバッグにいれて持ち歩くようにしています。
  
普段の読書タイムは夜寝る前の布団の中なので、読みはじめたと思ったら数ページで爆睡なんてこともしばしば。
まとまった時間を確保してガッツリ読書なんてなかなかできないんです。

  
  
というわけで、最近のつまみ食い本をメモしておきます。

国連難民高等弁務官を10年もの長い間勤めた緒方貞子さんの活動を平易にまとめたレポート。緒方さんの言葉は力強くて強い信念の固まりなのに、こちらの心にとても柔らかく響いてきます。最も尊敬すべき日本女性のおひとりだと思います。
  
 
14歳の世渡り術シリーズから。22人の著名人が平和についてそれぞれの視点から短く語っています。ヨシタケシンスケさんや辛酸なめ子さん、春夏クリスティーンさんなどティーンエイジャーに身近な方が様々な角度から語る言葉は、すっと耳にはいってきます。
 
お硬い建前論とはちょっと違うささやかな平和論。
  
 
町内会や地域活動の『あるある』がてんこ盛り。地方都市の超田舎にで暮らす私にとって、どれもこれも大きくうなずけるエピソードばかりで笑っちゃいました。
  
 
近所の図書館で『読書の秋図書館員のおすすめ本』的なコーナーに並んでいたので手にとりました。
『ぶたぶた』シリーズというのがあるんですね。文庫本だし、コーヒー飲みながらちょっとひと休みというときのお供に肩が凝らなくてGoodです。

よみきかせ用絵本メモ

一見くだらなそうなのに、なんだか考えさせられてしまうちょっぴり哲学的なヨシタケワールド。高学年にこそ喜んでもらえそうかも。特に男子にはウケそうな気がします。

  
とりあえず『りゆうがあります』はうちの子どもに大変気に入ってもらえました。
  
  
  
  
lib