レポートできあがり!。【参考資料追加(web)】図書館制度・経営論(3)ー司書課程受講物語 (79)ー

『図書館制度・経営論』のレポート書き上がりました。
 
 
 
毎度毎度どこから手を付けたら良いのか分からず広い大海原にぽーんと放り出されたような不安な気持ちでとりかかります。
 
とりあえずワードを起動し、レポート用に設定済みの新規書類を広げ教科書を纏めたノートや参考資料を何度も見返すことから開始。
 
柱になりそうなことをいくつか取り出し、その柱ごとに気になった言葉をひたすらバラバラと書き付けるうちに少しずつ文章の形にしていく…というのが私の進め方。
 
本当は最初にきちんと構成を考えるべきなのかもしれませんが、そういうのは苦手なのよ。
 
手の届く小さなことをたくさん並べ、なんらかの共通項でくくったりしながらだんだん流れを見つけていくというKJ法的なやりかたです。
 
 
 
今回は『図書館の経営』や『評価』など、馴染みのない分野だったのでなおさら苦労しました。
 
経営という言葉はビジネスっぽくてなんだか図書館とは無関係の概念のような気がしてしまいますが、税金で賄われる公共サービスと考えれば、きちんとした方針と計画を持って運営されなくてはいけないのが当然だし、そこには評価もついて回ります。PDS(plan-do-see)ってヤツですね。
 
その意義や役割は理解できたのですが、レポートに纏めるとなるとそれでは足りないのよ…。
 
参考図書も種類があまりないのか、図書館でそれらしいものを手にとっても内容は似たり寄ったり。
 
レポートの助けになったのは結局こちらの2冊↓くらいでした。



 
う〜ん…と行き詰まった中、意外と役に立ってくれたのがwebで見つけたこんな資料。
 
文部科学省:図書館の自己評価、外部評価及び運営の状況に関する情報提供の実態調査
 
豊中市立図書館:豊中市立図書館における評価のあり方について (提 言)
 
山崎 隆史:大学図書館の評価活動の一例 -図書館の自己評価と報告のあり方をめぐって-
 
 
ちょっと古いですが「図書館の評価」についていろいろと考えをめぐらすにはとても役に立ってくれました。
 
 
 
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レポート書いてます。【参考資料追加】図書館制度・経営論(2)ー司書課程受講物語 (78)ー

『図書館制度・経営論』のレポートがまだ終わりません。
 
ノートへ纏める作業は終わったのですが、レポートに纏めるのはとても難しくて半分くじけてます…。
 
ネットを徘徊していたら、この科目の試験対策として『図書館ハンドブック』を読んだ、と書いていらしたので『その手があった!』と慌てて図書館へ。
 
借りてきた第6版は2005年版なので、2008年の社会教育法、図書館法等の一部改正と2014年の学校図書館法改正には対応していません。
 
最新の第6版補訂2版(2014年の学校図書館法改正対応)とひとつ古い第6版補訂版(2008年の社会教育法、図書館法等の一部改正対応)は館内閲覧のみだったので古い方を借りてきました。


 
改正については『カレントアウェアネス・ポータル』で確認できます。
図書館法など社会教育関連法規改正される(日本)(2008年)
 
2014年学校図書館法一部改正:学校司書法制化について(2014年)
 
↓こちらがハンドブックの最新版

 
図書館ハンドブックって、司書の勉強するためのエッセンスのようなものがコンパクトにまとまっているのね。
 
教科書ほど親切な解説ではないけれど、必要なことが過不足なく纏められているし、法規や宣言など図書館員ならいつも気にしていなければならないことも、抜粋でなく全文掲載。
 
値段は随分と高いけれど、もし図書館で働くなら自分で持っていてもいいくらい。
 
 
 
【その他追加した参考文献】
  
昨年まで指定教科書だった本。入学時に教科書セットに入っていましたが、古いね。現在の指定教科書の方が内容も新しく文章も現代的で分かりやすいです。

  

 

【レポート合格その2】児童サービス論(6)ー司書課程受講物語 (77)ー

『児童サービス論』のレポートの続きです。
 
 
 
 
第2課題
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【第1設題】 子どもにとって読書はなぜ必要か、できるだけ自分の体験をふまえながら
論じなさい。
 
 
【はじめに】
 子どもと読書について考えるとき、読書によって得られる表面的な効果・利点といった視点で語られることが多いのは残念なことである。こどもに本の世界を手渡す者として、彼らの成長にとって読書がなぜ必要なのか、おとなになってからの読書と本質的に何が違うのかを考えたい。
 
【本文】
 おとなが本を手にとる時、娯楽や楽しみのためであったり、教養を深める、情報を求めるなど、たとえ無意識にせよ目的が具体的であり自分の要求に合った本を探すはずである。一方子どもにとっての読書とは、わくわくしながら未知の世界を楽しむことではないだろうか。赤ちゃん絵本を乳児が眺める時や幼児が耳からお話を聴く時、そして自分で文字を読めるようになってからも、絵本・物語・知識の本に関わらず、それらを通して新しいものに出会い自分の世界を広げることを楽しんでいるのだと感じる。子どもの成長は心の中の地図を日々更新することだと考えれば、未知の世界を覗く扉であることが彼らにとっての本の役割である。
 
 次に言葉の獲得という点で考えたい。幼児期に耳からの読書を重ねる中で、子ども達は『ことば』が本の世界を楽しむのに必要な道具であることを知る。そして日常生活では出会う機会の少ない独特の響きを持った音韻やよく練られた言い回しに触れることで、豊かな言葉を身につける。言葉と上手につき合えるようになるにつれて物事を順序よく理解したり、目では見えない事象や他者の気持ちを想像することができるようになる。子どもの日常を見ていると、言語能力の高い子どもは総じて集団内での振る舞い方や学習能力に優れていると感じることが多く、読書を通じた豊かな言葉の獲得が「生きる力」を育む基礎になっているのである。
 
 さて、幼児期の読書を通じて未知の世界の扉を開くことを知り言葉という道具を身につけた子どもは、ある程度の年齢になると本の世界を自由に歩き回れるようになる。物語の中で現実の世界では起こりえないような出来事に遭遇し、物語の主人公とともに現実世界とは別の自分を生きることはその後の人生に少なからぬ影響を与えるかもしれない。我々にとって様々な体験をし多様な価値観に触れることは心豊かな人生のために大切なことであるが、実生活では限りがある。地理的・経済的に制限のある子どもにとってはなおのこと本を通じて得られる体験が重要なのだと考える。
 
 子ども時代にたっぷりと読書の楽しみに浸った経験は、おとなになって困難にぶつかったときに本がそれを乗り越える助けになることを思い出させてくれるはずである。
 子どもにとって読書の大切さとは、本が生涯にわたって多くの価値あるものを与えてくれる存在だと人生の早い時期に知ることと、先入観なしに新しい世界を味わうという子どもならではの経験を得ることにあるのではないだろうか。
 
 
【おわりに】
 子どもに読書を勧めようとするとき、私がいつもぶつかるのが「子どもにとってなぜ読書が大切か」ということであった。自分の中で自然に育っていた「読書はよきものである」という感覚は言葉にしようとすると何か違うものになってしまい、はっきりとした答えを得られずにいたためである。今回このテーマについて考える中で、年代に関わらず読書を通して得られることと子ども時代の読書でしか獲得できないものがクリアになり、赤ちゃんからティーンエイジャーまであらゆる世代の子どもに本の世界を手渡す重要性を一層深く認識することができたと感じている。
 
 
【講評】評価:B
 こちらも上記と同様ですが、文献の引用はご自身の意見を裏付けるように引用できているとよりよいです。
 
 
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【レポート合格】児童サービス論(5)ー司書課程受講物語 (76)ー

7月中旬に提出した『児童サービス論』のレポートが返却されてきました。
 
児童サービスは一番好きな分野なので学習自体はとても面白かったのですが、レポートとしてまとめるのはとても難しくて….。
 
同じことを言葉を換えてぐるぐる書いているような、結論がいまいちはっきりしない、納得いかない感満載の超苦しい仕上がりのまま提出してしまったのです。
 
 
さらには、先日のスクーリングで『落とされた〜!』という方が何人もいたので私もほぼ再提出覚悟で返却を待っていたのでした。
 
既に9月の科目終了試験は申し込んでしまったのですが、不合格だと試験を受けることができません。
 
いっそ返却が遅れて試験より後になってしまえば、暫定で受けることはできるのでそうなってくれた方がマシ…。
 
 
 
などとつらつら思っていたところへ早々に返却。
 
ドキドキしながら開封すると『合格』に◯がついていてほっとしました。
 
 
恥ずかしいのはヤマヤマですが、何かの参考にしてくださる方もいるかもしれないので今回も公開。
 
 

第1課題
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【第1設題】 児童図書館員の専門性について、各自の考えを述べなさい。
 
 
【はじめに】
 子どもにとって本とは、未知への扉を開き広い世界の存在を教えてくれる存在である。本との出会いを作り読書を通して彼らの成長を助けること、生涯を通じて自ら学ぶ力を獲得することを支援するために、児童図書館員に求められる専門性について考える。
 
 
【本文】
 児童図書館員にとって、子どもと本が好きであることのはもちろんのこと両者を結びつける情熱が最も大切と考える。それらの基盤に立った上で、図書館の児童サービスに要求されるスキルを、児童図書館員の専門性として以下の3点にまとめた。
 
1.子どもをよく知ること
 子どもの成長を助ける支援者であるためには「子どもとはどのような生き物であるか」を知っているが必要である。図書館ではサービス対象としての年齢を、乳幼児(0〜3歳程度)、児童(就学前〜小学生)、ヤングアダルト(中高生)といった程度で区分していることが多い。しかし子どもの精神的発達は個人差があり思春期であれば男女の精神年齢差も大きい。また何らかの原因で定常的な発達曲線に乗らない場合もあるため、ひとりひとりに適切な対応を行うには、子どもの発育と学習について広く学び十分な知識を身につける必要がある。また近年の子どもを取り巻く社会環境の変化は著しく、養育者の経済的・人種的背景も多様化している。何らかの事情で学校に行けないなど大人からの支援を十分に得られない子どもも増えているため、彼らの置かれた状況に対する細やかな観察と理解も欠かせない。
 
2.子どもの資料をよく知ること
 それぞれの子どもに適切な資料を手渡すには、それらを判断し選択する力を身につけていなくてはならない。時代に応じた適切なコレクションを形成するにあたり、
大人向けの資料と同様、内容が正確であることや多様な価値観を反映したものが選ばれねばならないが、知識や経験のまだ少ないこども向けの場合は特に注意を払うことが求められる。またことばの理解に幅がある点を考慮し、その年齢にふさわしい形態を選択することも留意べき点である。子ども向けの資料を評価する力を養う方法として、まずは長く読み継がれてきた作品をよく読みその魅力を自ら体験すること、その上に児童文学論などで得た知識を重ねる。古典と呼ばれる作品の大切なエッセンスを抽出できるようになることが、新しく出版される作品を評価する力にもなると考える。
 
3.子どもと本を結びつけるスキルを持つこと
 子どもに本の世界を手渡す方法として、フロアワーク、レファレン、ブックリスト作成、展示、よみきかせ、ストーリーテリング、ブックトーク、映画会・人形劇・工作などの行事運営がある。これらのサービスは技術的な巧拙に目を向けがちだが、目的はそれらの活動を通して本や図書館が「よきもの」であると伝え、読書の楽しみを子ども達に知ってもらうことである。多くの事例に触れ研究・経験を重ねることで技術の向上を心がけ、この目的からはずれることなく子どもに向き合いたい。
 
 
【おわりに】
 過剰に視覚的なメディアに慣れた最近の子どもにとって、耳からの読書は楽しめても文字からイメージを膨らませる力が必要な目からの読書はハードルが高くなっている。しかし「読む力」は思考力や想像力の基礎であり、読書力の低下は看過できない。その点からも、子どもを本の世界へ誘い読書習慣を身につけるよう支援する専門家としての児童図書館員の責任はより重くなっていると感じる。
 
 
以上
 
 
【講評】評価:B
 複数の文献を参照して引用し、考察していてよく書けています。引用は「」などで囲み自分の分と明確に区別できるよう書くとより良いです。
 
 
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この『引用を「」で囲む』というのが私は苦手なんですよ…。
 
いろいろな文献を読んでいるうちに全部がごちゃごちゃに自分の中で混ざり合い、まるで自分の考えのようになってしまっているので、どこからが引用でどこからが自分の考えなのかがもはや分からず…。
 
レポートの書き方の本などにも、この『引用部分をきちんと書き分ける』ということは必ず書かれていますが、はっきりと「この部分を引用したい」というケースでない場合はどうしたらよいのでしょうかね…。
 
 
 
 

絶対に読まなければならない本がそこにある【スクーリング追記と読書メモ】

今回のスクーリングでは担当講師がたくさんの参考資料を持ってきてくださいました。
 
ご自身の蔵書だということで自宅から持ってこられたそうです。20冊以上あったと思うのですが既に記憶から抜け落ちているもの多数…。
 
『自由に手にとって読んでみてください。講義終了後〜翌日講義開始までの一夜限定の貸出しも可能ですよ』と。
 
既に読んだことのあるものも多かったのですが『おおおっ!!』と思ったのは↓こちらの本。


前川恒雄さんの日野時代のエピソードはいろいろな本に書かれていて目にする機会も多いですが、滋賀県立図書館長時代の話に触れたことが私はありませんでした。
 
最近出たばかりの本なので図書館でも置いてあるとは思いましたが、あまりにも興味を惹かれてしまったので一晩お借りして通学の電車内でイッキ読み。
 
当時の滋賀県知事から強く請われて県立図書館長に就任したことや、その後県内の公立図書館を設置する際に全国から優秀な人をスカウトしたという話、その前川チルドレン達の活躍ぶり。驚くようなエピソードが盛りだくさんで大変面白かったです。
 
 
 

↑これ絶版なんだそうです。そんなに古いものでもないのにね。早速地元の図書館で借りて読んでいますが面白いです。
 
ちょっと文字が小さいところが玉に傷ですが、図書館員の立場でも建築家の立場でも、どちらから読んでも素晴らしい本だと思いましたよ。
 
 

『情報資源概論』のレポート書く時に参考資料として借りて読んだことがありますが、今回のシラバスに『「図書館の自由」に関する演習』とあったのでスクーリング前にもう一度目を通さなくちゃ!と思っていたのでした。
 
ところが、以前借りた県立図書館まで行くのが億劫でうだうだしているうちに読まずじまい。
 
先生が並べてくれた本の中にコレを見つけてあわてて手にとり、気になっていた部分を読み返しました。
 
折りに触れて読み返す必要があるなあと感じる1冊。持っていたい気もするけれど、買うにはちょっと高いんだよねえ…。
 
1997年版と2008年版があり、2008年版には2004年以降の事例が新たに加わっているそうです。
Amazonでで探すと高額の中古本しか出てきませんが日本図書館協会では2008年版買えるみたいですよ。

著者・編者:日本図書館協会図書館の自由委員会編
発行:日本図書館協会
発行年:2008.09
判型:A5
頁数:279p
ISBN:978-4-8204-0812-3 本体価格:2,500円
内容:1997年に刊行した『図書館の自由に関する事例33選』に続く,1992年から2004年までの図書館と自由をめぐる事例32件を収録する。関連年表も充実した。今回収録した事例には,出版禁止や事件報道にかかわる資料の提供問題などが多く見られた。本書を活用して,過去の事例に学び,利用者の立場に立った判断ができるように備えたい。

 
 
 
その他にはこんな本が並んでいました。若干記憶が曖昧ですがだいたいはあっていると思う..。
 


↑先日【読書メモ】にメモったコミックス。
 
 

 
 


↑『日本の図書館の歴史を学ぶ上では外せない名著が、当時の貴重な写真と新たなあとがきを加えて復刊』(紹介文より)
 
 

 
 

↑これもAmazonでは中古しかないですね、絶版状態らしいです。買っといてよかった〜。NHK出版よ重版希望!!!!!!
 
 

 
 

 
 

 
 

このシリーズも何冊かあったような…。
 
 
そうそう、配布プリントに多数の本が紹介されていたのであとで確認してみなくては。