『表現の不自由』について考える場を奪われてしまった。

あいちトリエンナーレでの『表現の不自由展』が中止になった件。
 
再びこういうことが起こる国になってしまったのか日本は…と愕然としています。
 
この件について自分の想いを書こうと思っていたのですが、考えをゆっくり言葉にする余裕がなく日が過ぎております。
 
政治家達の『検閲』に限りなく近いことばや態度。
 
少なくとも一部分の過激な人達の圧力からこの展示を守る姿勢がない時点で同じことだと思っています。
 
アーティスト達はどんなに悔しい思いをしていることでしょう。
 
京アニの事件があった直後ですから、ガソリン放火を連想させる脅迫に敏感になるのも無理からぬこと。
 
スタッフの安全も脅かされ事務局が対応に疲弊し切ってしまい、来場者を危険に巻込むような脅迫を無視できないということで苦渋の判断だったと思います。
 
 
 
この件について、茂木健一郎さんの発言に激しく共感。
 
連続ツイートブログで素晴らしい内容を連日投稿されているので、まとめておきます。
 
 
【あいちトリエンナーレの『表現の不自由展』の『少女像』を見て、あれこれと感じ、考えればいい】2019/8/2
 
【文脈だけで作品を決めていいのならば、美術展をやる意味はない】2019/8/3
 
【日本が尊敬され敬愛される国であるためにも、少女像の展示は続けた方がよかった】2019/8/4
 
【アートの批評性は、長い時間をかけて熟成しないとわからない】2019/8/6
 
【統計と同化圧力で形成される多数派はまどろんでいればいい】2019/8/7
 
 
 
 
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図書館員とらみちゃんの成長に合わせて新たに出版【本の修理】

またもや参加し損ねてしまった!!。
 
NPO法人書物研究会のクラウドファンディングプロジェクト。
 
【第2弾】傷んだ本の修理技法書を作り、本の寿命を守りたい。
 
 
2017年の第1弾はプロジェクト終了後にこの活動のことを知り、『もっと早く知っていれば参加したのに〜』と悔しく思っていたのですよ。
 
大切な本を未来に残す。傷んだ本の修理技法書を作ります!
 
Amazonから『とらの巻』の続編がオススメされて初めて第2弾のことを知ったというテイタラク。
 

続・図書の修理とらの巻
NPO法人 書物研究会
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図書の修理 とらの巻
図書の修理 とらの巻

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書物研究会
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第一弾では本の造りや修理に関しての基礎的な考え方が網羅されている感じでしたが、続編では綴じ方の技術についてかなりページが割かれています。
 
新人図書館員のとらみちゃんがステップアップしたという設定。
 
 
 
 
たしかに、本の痛みをなんとかしたい!と小さな補修に手を出し始めると本の造りや綴じのことも知りたくなってくるんですよね。
 
 
私自身過去にこんな記事を書いています。
 
【結局は製本のことを知りたくなって…】
 
 
そんなわけで続編も早速購入しました。
 
 
特に参考になったのは、バラバラになった絵本の綴じ直しと1枚もののの資料をまとめる製本作業。
 
あとはジャバラ型のクータを使うクータ・バインディングのこと。
 
先日の記事で紹介した『図書館のための簡単な本の修理』や『とらの巻』第1弾でも一般的なクータのことは丁寧に解説されていますが、『続・とらの巻』ではジャバラ型のクータを使う手法が紹介されています。
 
手で押さえなくても本が閉じないというのが最大のメリットで、手の不自由な方からの相談で生まれたそうです。
 
たしかに料理本などテキスト的な本では、作業中に手を離すと本がばたんと閉じちゃってイライラすることが多いものね。
 
そして、この本自体もクータ・バインディングで製本されているんです。背の部分を覗くとその造りが一目瞭然。
 
開発した渋谷文泉閣という製本会社のwebサイトにも解説が掲載されています。
 
クータ・バインディングとは?
 
 
 
 
 
正しい基本知識を知った上で、確保できる予算や時間に限りがある学校図書館に最適な修理方法を判断できるようになりたいなあと思っています。
 
 
 
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【本の簡単な修理方法】実用的で頼りになる1冊を購入。

相変わらず地元小学校の図書ボランティアを続けています。
 
月に1回程度しか活動できないのですが、市立図書館から派遣されている学校図書館支援員の方に伺いながらお手伝いをしています。
 
これまでのところはブックコートフィルム(ブッカー)を掛けたり、背に貼られた分類番号を新しく貼り替えたり電算化のためのバーコードを貼る装備系の手伝いが大半。
 
その他にやらなくてはならない大事な仕事が破損した本の修理。
 
修理待ちの本がかなり溜まってきているので、まとまった時間が取れる日に取り掛からなくては…と思っているのですがなかなか腰があがらない…。
 
 
装備とは違い、本の壊れ方って1冊1冊違うのでそれぞれの本と向き合いながらどのように直すかを考えなくてはなりません。
 
 
これまでに県立図書館で定期的に行われる『本のお医者さん』や、市立図書館が開いてくれる学校ボランティア向けの修理講座に参加することで、本の修理についての概要は大分掴めたのですがやはり難しい。
 
その上予算の関係でブッカーの貼られていない学校の本は、公共図書館の本とは違う壊れ方をするものが多くて修理方法で迷うことがたびたびなんです。
 
インターネットで調べたり図書修理の本を読んだりと勉強はしているのですが、実用的で素人が取り組み易い解説にはなかなかお目にかかれません。
 
 
 
そんな折り、『こんな本が図書館に入っていましたよ』と支援員さんに教えられたのがこちらの本。
 
最近出版されたもののようです。
 

図書館のための簡単な本の修理
少年写真新聞社 (2019-06-22)
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早速図書館へ足を運び中身をチェック。
 
これは手元に置いておきたい!と早速Amazonで入手しました。
 
ページ数は多くありませんが、大判で写真を多用しながら詳細に解説してあります。
 
前書きにもありますが、この本は『保存』を目的としたものではありません。
 
利用頻度が高く(つまり人気がある)すぐに壊れてしまう絵本や児童書を、身近な材料と道具で手早く直しできるだけ早く書架に戻すことが目標。
 
どうしようもなく傷んだら最終的には買い替えることも視野に入れた修理方法です。
 
 
ちょっとしたページの破れなら、和紙とでんぷん糊を使った手のかかる方法ではなくページヘルパーのような補修用テープで直す、綴じ糸が緩んだ絵本も、多少の緩みであれば表紙を外して綴じ直すことまではせずにボンド+ヤマト糊のミクスチャーで押さえましょう、という考え方。
 
特に私が『有りがたい!』と思ったのは、公共図書館ではほとんど目にしないのに、ブッカーを掛けていない学校図書館の本にはとても多い背上部の壊れや欠け、見返し部分のはずれなどについての説明が分かりやすいこと。
 
こういうやつね ↓。
 

 

 
あとは見返しが壊れて背がバックリはずれた時にクータを入れる方法なども手順が具体的に解説されています。
 
 
実を言えば、この本で紹介されているケースはこれまでいろいろな方に教わってきたことや経験上自分の判断で行ってきたやり方が大半でした。
 
それでも、いつも半信半疑で恐る恐るやってきた方法が本になって紹介されているのを目にしたことは自信にも繋がってちょっとうれしかったです。
 
 
学校図書館など修理の必要な本はたくさんあるのに、誰かに教わる機会がなくて困っている方にはオススメの1冊。
 
 
コンテンツの量に対して値段が高めですが、自分で必要な時に手元にないのは不便なので自費購入しちゃいました。
 
 
学校の図書室に備えてもらって、ボランティアの皆さん誰もが手にとれるとベストなんだけどなあ。
 
 
 
 
 
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図書館の新聞・雑誌。切り抜きや持ち去りは窃盗だよ!

図書館の新聞や雑誌が切り抜かれてしまうという話が時々話題になりますね。
 
本を盗む(または借りたまま長期間返さない)よりも軽く考えられているのでしょうか。
 
 
私の住む地域の公共図書館でも、新聞・雑誌のコーナーに『切り取らないで!』の貼り紙がしてあります。
 
私も実際に雑誌のレシピや新聞の情報コーナーなどが切り取られているのを目にした経験あり。
 
日曜日にまとめて1週間分のTV番組表が掲載されている新聞だと、その部分がごっそり持ち去られていることもあるらしいです。
 
 
持って行く人は気軽な気持ちなのでしょうか。
 
 
新聞や週刊誌って一般の人は読み終えたら捨ててしまいますから、図書館では毎日・毎号を保存しているということに思いが至らないかもしれません。
 
何か事件等について遡って調べたいとき、思いつくのは新聞を調べることよね。新聞の過去記事を読みたい時には図書館に行けば読むこともできるしコピーしてもらうことも可能です。
 
発売時に数百円で気軽に手に入る雑誌だって、何年も前のバックナンバーを手に入れることは難しいですよね。出版社でも在庫がなくなったらそれでおしまい。
 
もちろん国立国会図書館に納本・保存されているのでコピー等を手に入れることは可能ですが、それは最終手段であって気軽に見ることなんてできません。
 
近所の公共図書館が保存しておいてくれているものは、古くたって基本的に貸し出しもしてもらえるのよ。
 
それが切り抜きなどできちんと保存されていなかったら困るのは私たち市民なんです。
 
何十年も昔の新聞や雑誌が読めるってとても有り難いことなんですけど、これは調べ物の経験がないと実感できないかもしれませんね。
 
 
 
 
余談ですが、先日オットが官報の話をしていて、ネットでは数年前の分しか見られないと嘆いていました。
 
『数年前』という短期間なことに私も驚きました。
 
それなら図書館ね、と思い調べたところ市立図書館では昭和43年の分から紙で保存されていました。さすがです。
 
 
もっと古いのはどうかしらと県立図書館を調べたら、マイクロフィルムではありますが明治時代に発行された第1号から保存されていることがわかりました。
 
すごーい!!
 
マイクロフィルムって学生の頃に扱ったことがことがある位で、図書館でマイクロフィルム資料を利用したことはありません。
 
オットとの調べ物につき合って一緒に行ってみようかな。
 

 
 
 
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老後の自己資金2,000万円問題。行き着く先は教育。

『老後の自己資金2,000万円』報告書問題。
 
何が問題になっているのかさっぱりわからん。
 
 
ちょっと計算すれば誰も納得できる現況を、報告書としてまとめただけではないの?。
 
 
計算の根拠が与党の気に入らないっていうだけで、その存在さえ認めないってよくわからんわ。
 
ある一定の条件のもとで調査した報告書っていうだけでしょ。
 
『国民の不安を煽る』っていうけど、不安というのは知らないからこそ生まれるもの。
 
 
国が隠そうとすればするほど疑心暗鬼になるし不安になるんだよ。
 
人口減少や支える世代の割合が減少することはずーーーっと前から叫ばれていたのに。
 
真剣に対策せず都合良く隠して誤摩化して来たことを、お役人がついついはっきり書面にしちゃったら選挙前で敏感になっている与党のオジサンたちのご機嫌損ねちゃったってだけだよね。
 
 
この作業部会のトップが謝っていたけれど、役人として当たり前の仕事をしただけだと私は思うよ。
 
この手のものって政策を作るための根拠というか叩き台というか、とっかかりになるものだと理解しているのだけど…。
 
事実は事実としてオープンにした方が冷静になれることは原子力発電所の事故でよーく分かったんじゃなかったのかな。
 
 
研究報告とか論文とかって、恣意的に数字をいじくり回されたらそのデータをもとに次のことを積み上げられない。
 
たったひとつの完璧な正解を提供するものではなくて、だれかが何かを考えるときの正確な参考資料となることが大事なのに。
 
自分の保身ばかり考えるオジサンにねじ曲げられたら私たち国民が困るんだわ。
 
 
それを追求する野党の論調もちょっと情けない。
 
蓮舫さん、『100年安心はウソだったんですか!』って叫ぶことのアホさ加減を分かっていないよ。
 
突っつくべきはそこじゃないでしょ。
 
具体性がまったくなくて感情ぶつけているだけ。
 
これでは『ナイス!野党!』とは応援できないねえ。
 
 
 
先日の統計不正問題でも思ったけど、事実と感情を切り分けて自分の頭で考えるような教育を受けて来ていないよね、日本のほとんどの一般ピープルは。
 
だから数字・資料の大切さもわからない。平気で誤摩化す隠す。
 
 
読む人の状況が異なるからこそ、どんな条件での数字なのかや何をもとにした資料なのかを正確に記す必要があるわけだよね。
 
日曜日のNHKで日曜討論に出ていた自民党の人が、その条件がどうのこうのだから報告書がおかしいみたいなことを言ってたけど、本当に的外れ。
 
そこに書かれた条件と自分の条件を照らし合わせながら、自分の将来について考え判断するわけでしょ。
 
そういうのを情報リテラシーというのかな?
 
 
何年か前から学校教育にもそういう項目が入っていた気がするんだけど、子供たち見ていると全然そんなこと教育されていないような気がする。
 
公立の教育で普通に育ってくると『民主主義=多数決で物事を決める』くらいにしか思わないよ。
 
だから選挙に行っても多数決で負けるんだから無意味〜としか思えない。
 
プログラミングよりも英語教育よりもよっぽど大事だと思うのだけどねえ。
 
多分お上にとっては都合悪いんだね、国民が自分たちできちんと考えるようになると。
 
 
 
『文系だから数字はニガテなの♡』だの『理系だから政治に疎くて…』なんてボーッしていると5歳のチコちゃんに叱られちゃうぞ!
 
 
 
実はこのあたりが、公共図書館の存在意義だったりもするのね。
 
 
国民の知る権利を保障することで、知る→考える→判断するという民主主義を担保するための施設。
 
だから無料で誰でも利用できるんだよ。
 
 
図書館なんて流行の小説をタダで読めるだけの場所でしょ…なんて思っていると、これまたチコちゃんに叱られますよ。
 
 

 
 
 
 
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