図書館でもホテルなみの接遇を【読書メモ】

『人と人との間にものがあれば、それはすべてservice業』
 
なるほど。
 
 
ホテルもレストランも図書館も医療機関もすべて原点はそこなんだ。
 
『利用者』『患者』ではなくてゲスト。
 
マナーや言葉遣い、スタッフの態度全てを通してゲストに快適性を提供するのがservice。
 
タイトルに『図書館接遇』とはありますが、図書館には全く特化していません。
 
ちょっと気をつけたいのは、司書の勉強では『サービス』という言葉は『奉仕』とか『資料の提供』という意味で使われること。
 
ニュアンスが微妙にちがうかも。著者があえてServiceと英語で書いているように、別のニュアンスで読む方がすっきりするかもしれません。
 
 
接遇という意味での『Service』で基本となる考え方は冒頭のことば通り。
 
その基本に立った上で具体的なテクニックが並んでいます。
 
でも、具体的と言っても具体的ではないの。
 
ものを手渡すときは云々、ゲストに背を向けない、そのためにはこのように動く….
 
でもそのときその時でどう動くかの判断は全て異なる。
 
難しいね。
 
 
 
なるほど!と思ったのはスピードのコントロールについて。
 
相手が7のスピードで話しかけてきたら、こちらは3のスピードで応える。
 
動作や会話のスピードはお互いのテンポが合わせて10になるのが心地よい…というのは具体的な場面を想像して見るととても納得できます。
 
物を手渡す時や、ゲストに書類を記入していただく時のこちらの手の動きについても具体的な流れが書かれています。
 
なるほどそうするとエレガントで次の行動がお互いにスムーズ。
 
 
そういえば『意識高い系』のお店やホテルなどではこういう動きで対応されること多いかも…と思い当たることがいくつもありました。
 
サービス業界ではかなり当たり前のことばかりなのかもしれません。
 
 
つまりはその『当たり前』を図書館でもやりなさいよ!ってことなんですね。
 
 
あとね『貼り紙はやめましょう』っていうの同感です。
 
『あれはダメ、これもダメ」、お願いごとでいっぱいの図書館は息苦しい。
 
そこを利用する全ての人がマナーを守り気持ちよくすごせるような空間を演出するのもスタッフの力量次第ということのようです。
 
 
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いいね♪ナクソスミュージックライブラリーを無料で利用【BGM】

地元の図書館では2年前からナクソス・ミュージック・ライブラリー(NML)のサービスが始まりました。
 
TRCが指定管理者になっている図書館ではわりと導入されているようですね。
 
ナクソス・ミュージック・ライブラリーというのは

クラシックに特化した、定額制インターネット音楽配信サービス

 
会員にならなくても一部分聴くことができるのですが、そのコンテンツを無制限に聴くためには月々約2,000円の会費が必要。
 
 
それを図書館が契約してくれるているということで、私たち利用者はワンタイムのIDとパスワードでログインすることができるのです。
 
利用期間は初回ログイン時から15日間で一旦ログインしてしまったら聴いても聴かなくても15日後には終了。
 
また聴きたければ新たにIDとパスワードをカウンターで貰ってくればOKですから、図書館に行くついでにIDを貰ってきておくと途切れることなく利用できるのです。
 
クラシックばかりなので利用者は限定的かもしれませんが、私にとってはかなりれしいサービス。
 
何を聴くか考えて検索するのは面倒なので、サイトの中に用意されているプレイリストから選んで流しっぱなしにすることが多いです。
 
プレイリストは季節に合わせたものや、フィギュアスケート特集、ウイーンフィルのニューイヤーコンサートなど様々。
 
今はこんなのを流していますよ。
 

 
 
 
欲を言わせていただければ、このプレイリストに『1楽章だけ』とか『3楽章だけ』というのはやめて欲しいところ。
 
例えば『ヴェリー・ベスト・オブ・モーツァルト』というプレイリスト。
 
1曲目に『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』の1楽章が流れたと思ったら、すぐ次にホルンコンチェルトの3楽章ってどうなのよ?
 
短調の交響曲1楽章の次に長調の弦楽四重奏2楽章が牧歌的に流れてくるとかね。なんだかキモチ悪いというか調子狂っちゃう。
 
せめて交響曲や協奏曲、室内楽などは全楽章でセットして欲しいものです。
 
 
BGMとして割り切って聴けばよいのかもしれないけど、他のクラシック好きの皆様はどう感じているのかしら?
 
 
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図書館に置いていない雑誌を買ってみた【読書メモ】

ちょっと値段が高かったのだけれど、ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)という図書館系の雑誌を買いました。
 
 
年に4回の出版。
 
私が利用できる範囲の図書館では創刊されてから1〜2年分しか所蔵されていません。
 
過去の分を読んだ限りでは、文字がびっしりでとても内容の濃い雑誌だったのでその後も読んでみたかったのですが、定期購読はされていなのです。
 
雑誌は相互貸借も申し込めないので自前で買うしかないのですが、税込2,700円はちょっと手が出せずにいました。
 
それでも今回買ってみたのはこの方の連載をよみたかったから。
 
『かたつむりは電子図書館の夢をみるか』の佐藤翔さん。
 
図書館学系の学生さん時代→現在は大学で図書館学の教鞭をとっていらっしゃるかた。
 
軽妙な文章ながら実は深い考察が興味深くてちょくちょくブログを拝読していたのですが、LRGに連載を始めたタイミングで『続きはLRGを読んでね』とブログの更新をストップされてしまったのでした。
 
趣味のブログからお仕事としての執筆へということなので仕方のないことですから、一読者として出版物で読ませていただくことにしたわけ。
 
 
 
特集記事は『図書館100連発』。
 
全国の図書館が実践している様々なアイデアやテクニックを写真入で紹介する企画。

毎回100例、今回は第5弾ということなので500の実例を取り上げてきたわけですね、スゴイ!

過去の特集から100例を抜粋して本にもなっています。
 


 
他には↓この本の著者猪谷千香さんの連載も。

 
編集メンバーには鎌倉幸子さんの名前もあったりと新しい形の図書館の姿を提示してくれる面々が関わっていて、若々しいエネルギーを感じます。
 
鎌倉さんの名前はこの本↓を読んだことで、ガッチリと私の心に刻まれています。

 
 
 
 
バックナンバーの目次を読んでいると、どの号も読みたくなってしまうのですがネックはその値段ですね。
 
図書館で購入するには読者層が狭過ぎなのかなあ、残念。
 
 
それから、もうひとつ残念なのがAmazonでの取扱がないこと。
 
これは出版者の意向なのかもしれませんが、ネットで買おうとすると雑誌専門のオンライン書店『Fujisan』でしか買えないんですよね。
 
今回初めて利用したのですが梱包が酷くてね。
 
A4サイズのビニール袋にA5サイズの商品がポンと入れられメール便でポストに投函。
 
袋の中で暴れたのか、ポストに入れる時にひっかかったのかわかりませんが、このお高い雑誌がぐちゃぐちゃ〜となっていたのです。
 
袋から取り出した時のショックと言ったら…。
 
Amazonほどバカ丁寧でなくても良いけれど、せめて中身のサイズに合わせて袋を折り曲げて固定するとかして欲しいもの。
 
次回のためにお願いメールを出しておきましたが、こういうのってクレーマー扱いされちゃうのかしらね。
 
今月発売になる最新号も読んでみたいので、もう一回だけ『Fujisan』を利用してみるつもり。
 
改善されていなければ次からは書店に頼もうかな。
 
 
 
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やるじゃん、ぐんまちゃん♪

図書館界、図書館情報学に関する最新の情報が得られる国立国会図書館のサイト『カレントアウェアネス・ポータル』。
 
いつもチェックしているというわけではありませんが、図書館関係で検索していると必ず引っかかってくるサイトです。
 

「カレントアウェアネス・ポータル」は、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
 
当サイトでは、次のような情報を提供しています。
 
日本国内および海外の最新の図書館事情やニュース
図書館情報学の研究動向やニュース
国立国会図書館が実施した「図書館および図書館情報学に関する調査研究」の成果
その他、情報源の紹介など
図書館業務の評価・改善のための情報源として、図書館や図書館情報学に関する調査・研究のための情報源として、あるいは、国内外の図書館やその周辺でいま起こっていることが手軽にわかる情報源として、ご活用ください。

 
昨日、図書館法改正についての解説を探していたら、こんな記事を見つけてほっこり。
 
群馬県立図書館・群馬県選挙管理委員会による「図書館こども選挙」で当選した「ぐんまちゃん」が公約を実行
 
 
いいね!
 

 
 

絶対に読まなければならない本がそこにある【スクーリング追記と読書メモ】

今回のスクーリングでは担当講師がたくさんの参考資料を持ってきてくださいました。
 
ご自身の蔵書だということで自宅から持ってこられたそうです。20冊以上あったと思うのですが既に記憶から抜け落ちているもの多数…。
 
『自由に手にとって読んでみてください。講義終了後〜翌日講義開始までの一夜限定の貸出しも可能ですよ』と。
 
既に読んだことのあるものも多かったのですが『おおおっ!!』と思ったのは↓こちらの本。


前川恒雄さんの日野時代のエピソードはいろいろな本に書かれていて目にする機会も多いですが、滋賀県立図書館長時代の話に触れたことが私はありませんでした。
 
最近出たばかりの本なので図書館でも置いてあるとは思いましたが、あまりにも興味を惹かれてしまったので一晩お借りして通学の電車内でイッキ読み。
 
当時の滋賀県知事から強く請われて県立図書館長に就任したことや、その後県内の公立図書館を設置する際に全国から優秀な人をスカウトしたという話、その前川チルドレン達の活躍ぶり。驚くようなエピソードが盛りだくさんで大変面白かったです。
 
 
 

↑これ絶版なんだそうです。そんなに古いものでもないのにね。早速地元の図書館で借りて読んでいますが面白いです。
 
ちょっと文字が小さいところが玉に傷ですが、図書館員の立場でも建築家の立場でも、どちらから読んでも素晴らしい本だと思いましたよ。
 
 

『情報資源概論』のレポート書く時に参考資料として借りて読んだことがありますが、今回のシラバスに『「図書館の自由」に関する演習』とあったのでスクーリング前にもう一度目を通さなくちゃ!と思っていたのでした。
 
ところが、以前借りた県立図書館まで行くのが億劫でうだうだしているうちに読まずじまい。
 
先生が並べてくれた本の中にコレを見つけてあわてて手にとり、気になっていた部分を読み返しました。
 
折りに触れて読み返す必要があるなあと感じる1冊。持っていたい気もするけれど、買うにはちょっと高いんだよねえ…。
 
1997年版と2008年版があり、2008年版には2004年以降の事例が新たに加わっているそうです。
Amazonでで探すと高額の中古本しか出てきませんが日本図書館協会では2008年版買えるみたいですよ。

著者・編者:日本図書館協会図書館の自由委員会編
発行:日本図書館協会
発行年:2008.09
判型:A5
頁数:279p
ISBN:978-4-8204-0812-3 本体価格:2,500円
内容:1997年に刊行した『図書館の自由に関する事例33選』に続く,1992年から2004年までの図書館と自由をめぐる事例32件を収録する。関連年表も充実した。今回収録した事例には,出版禁止や事件報道にかかわる資料の提供問題などが多く見られた。本書を活用して,過去の事例に学び,利用者の立場に立った判断ができるように備えたい。

 
 
 
その他にはこんな本が並んでいました。若干記憶が曖昧ですがだいたいはあっていると思う..。
 


↑先日【読書メモ】にメモったコミックス。
 
 

 
 


↑『日本の図書館の歴史を学ぶ上では外せない名著が、当時の貴重な写真と新たなあとがきを加えて復刊』(紹介文より)
 
 

 
 

↑これもAmazonでは中古しかないですね、絶版状態らしいです。買っといてよかった〜。NHK出版よ重版希望!!!!!!
 
 

 
 

 
 

 
 

このシリーズも何冊かあったような…。
 
 
そうそう、配布プリントに多数の本が紹介されていたのであとで確認してみなくては。