ベートーヴェンの交響曲をリストがピアノ用に編曲していたなんて初めて知りました。
グレン・グールドが演奏する6番の『田園』。
NHK-FM『ラシックカフェ』で耳にして驚いたのなんの。
今朝の再放送で再び耳にしまたもや感動。
オリジナルのオケ版でもベト6は好きな曲ですが、リストの編曲は『アレンジ物』では全くないの。
まるで最初からピアノソナタとして作曲されたかのよう!。
番組表の演奏時間55分という文字には目を疑いましたけどね。オケ版はせいぜい40分くらいではなかったかしら。
こんなスローテンポのオケ版『田園』が流れていたら、私には遅すぎてきっと聴いてられないわ。
それなのにラジオから流れる2回の演奏には全く違和感を感じなかった私。
あわててググってみると、他にはカツァリスとシチェルバコフの演奏がヒットします。
早速youtubeでシチェルバコフの演奏を聴いてみるともの凄く速く感じるの。
オケ版で馴染んでいるごく一般的なテンポなはずなのに不思議だわ。
この恐ろしく遅いグールドのテンポがピアノ編曲版にはぴったりなのだと感じます。
穏やかな田園地帯をゆったりと散策する情景が目の前に広がるんだよね。
素晴らしい!
ちなみにyoutubeではこちら。
CDではこの6番と5番しか出ていないのがとても残念。6番だけでも買っちゃおうかしらと思ったら1曲しか入っていないのに3,000円近くもするよ…。。
それでもこれはちょっと欲しいなあ。
全曲演奏となると選択肢はカツァリスかシチェルバコフ。
これだけの曲数が入ってこの値段はお得感あるね。
うーん。悩ましい。youtubeで探して聴き比べてみようっと。