よみきかせ用の絵本メモ【3・4年生】。
レビューなどで気になっている本、または季節とのマッチング待ちの本などを備忘録として残しておくためのページです。
また、このリストをご覧になった方から『その本よかったよ〜』とか『こんな本もどうですか?』などのコメントを頂けるとうれしいなあと思っています♪
ねこをいじめていた俺は、母さんに「ばけねこに仕返しされるよ」と怒られた。そんなのこわくないよーって思っていたら、家ねこのトンも、近所ののらねこも、みーんなばけねこだった…!? 迫力満点の大見開きページあり。
ねこをいじめたひのよる、おれは、ぐらぐらゆらされて、めをさました。みると、いえねこのトンがたってる!トンは、「ねこは、みーんなばけるんだぜ。こんや、おまえにおそいかかってくるぜ」という。おれは、「ついてこい」というトンのあとをおって、そとにとびだした。すると、めのまえに、おおきなにくのかたまりがあるいていて…。
だれもいなくなった夜の博物館。しずまりかえった展示室から、一ぴきのきいろいチョウがにげだします。それを合図に、標本の昆虫や恐竜の化石、はくせいの動物や鳥たちが、いっせいに目をさまして、動きだします! 夜が明けるまで、博物館はおまつりさわぎ。『あおのじかん』の作者がえがく、圧巻のナイトミュージアム。
図書館で手にとったのだけれど、これは素敵!。全体の雰囲気はとても幻想的なのですが、博物館の収蔵品のイラストは細かいところまでとても正確に描写されています。静かな絵と静かな言葉の中に、ワクワクやどきどきがあふれています。
舞台はフランスのリヨンに実在する『コンフリュアンス博物館』。
確か3〜4年生の遠足で県の自然博物館に行くはずなので、その時期に是非取り上げようと思います。