大学教員の方のブログで紹介されていたので読んでみました。
これは4月から大学生になる方々必読ですね。これからの4年間、高い授業料と膨大な時間を無駄に費やさないためにも是非確認しておきたい事柄がわかりやすく書かれています。「大学って何のために行くの?」と進路について迷っている高校生が読むのにも良いと思います。
『知』と『教養』をのばす場が大学であること、『知』『教養』とは何かということが最初に書かれており、そのあとにノートの取り方や資料の当たり方、本の読み方、情報のまとめ方が具体的な例を挙げながら書かれています。
最後にそれらをまとめあげたものを論文として発表するやり方、参考文献の表記の仕方など、過不足なくまとめられていて学生さんはとても参考になると思います。
ま、自分が学生の頃にこの本を知っていても読んだかどうかは怪しいものですが….。今頃になってその大切さが身に沁みるというものです。
私自身、自分の子どもに対して大学で4年間過ごすことの意義をうまく説明できなくてもどかしく感じていたのですが、もやもやしていた点の集まりを線で繋ぐことができたような気がします。