2年くらい前から写真を撮ることにハマっている下の子。
親ばか熱も高まってしまい、ミラーレス一眼カメラを買い与えたのが昨年の6月。予備のバッテリーなんかも追加購入したりしてなかなかハードに使いまくっています。
本当に気軽にひょいひょいと写真を撮ってるんですよね。被写体は主にネコとお花。
私のブログに登場するネコや花の写真は、実は子どもが撮ったものばかりなんです。
ドライブに出掛ける時にも必ずカメラ持参。風景やちょっと気になる建造物や石ころなどなどこちらが『へえ〜』っと思うようなものに次々とレンズを向けています。
最近では光のあたる方向を気にしたり露出やシャッタースピードをあれこれ変えてみたりと、理屈はわからないながらも自分好みの写真を撮る為に創意工夫を重ねる日々。
最近では『見てみて!露出を低く(F値を小さくの意?)したらお花がきれいに撮れたよ〜』なんて言っているので、被写界深度を浅くしてバックが上手にボケることを経験的に会得したのだと思います。
そんなこんなで思い通りの写真を撮れるようになってくると要求はますます高まります。
現在の愛機はNikonのS1なのですが、オートフォーカスしか搭載されていないため、自分の思ったところになかなかピントを合わせられないことがストレスになってきているようです。
先日公園で花を撮っている時に『ぶれちゃうー!』とブータレているので見てみたら、どうも意図しているものに上手くピントが合っていない状態。どれどれ….と私もチャレンジしてみましたが、カメラが手前の葉っぱにピントを合わせたがるので構図とピントが自分の思うように決まらない!。
もしかしたらちゃんとノウハウがあるのかもしれないのですが、私も全くカメラには詳しくないので『マニュアルでピント合わせすれば手っ取り早いのにな〜』とつい思ってしまいます。
『だったら、かーちゃんのカメラを好きに使っていいよ』と言ってあげたら『人のを借りる』のは気分が乗らないんだね〜。
(このあいだの本の件と同じだ。この人の『物』との関わり方のこだわりのツボはこのへんにあるのか…..。)
そしたら、この会話を聞いていたオットが以前使っていたD70sを好きに使っていいよと。
新しいカメラを買ってからというもの保管庫でずっと眠っていたD70は、実質的に子どもの専用機に。
オットが嬉々として、絞り/シャッタースピードの関係やピント合わせのコツ、レンズの種類のことなど伝授しています。
今まで経験的に身につけたものがあると、子どもとはいえ難しいことも結構頭に入るようですね。毎日のようにカメラを首に下げて設定ダイヤルをいじり回しながら庭で撮影にいそしんでいます。
こうなってくると親ばかはエスカレートするばかり。
自分のを貸すわけにもいかず、子ども用の交換レンズまでオークションで探しているオットなのでした。