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キモが冷える思い

24ページの印刷物を入稿。
お客さんから材料をもらってから入稿締め切りまで時間が短く、かなり焦りながら作成したデータです。

利用する印刷屋さんは、いつものネット通販。
安くて早い代わりに、種々の印刷のお決まりごとをクリアした完全なデータを入稿しなくてはなりません。

イラストレータでデザインしたものを、指定通りのフォーマットで確認用見本画像と一緒にオンラインで送るとそのまんま印刷・製本されて宅配便で送ってくれるシステム。
納品日や値段があらかじめハッキリわかっているのが大変便利でよく利用しています。

校正は全てこちらで済ませることが前提。
ですから、もしミスがあってもそのまま印刷されてしまうのが何といっても恐ろしいところ。


万が一、納品されてから『ぎゃーっ!』というミスを発見した場合は、お客さんに平謝りで時間をいただき刷り直します。

困るのは、折込日が決まっているチラシや発表会のプログラム等、使用日が決まっていて刷り直しが間に合わない場合です。

そこまでの窮地に陥ったことはまだないのですが、納めたあとに500部をシール訂正したことがあります。頂いた原稿がもともと間違っていたのが原因だったのでシール訂正で済みましたが100%こちらのミスだったらと思うとぞっとします。

今回も使用日が決まっているパンフレット。
お客さんから全ページOKをいただいたあと、急いで印刷用にデータの調整をしてようやく入稿を終えホッと一息。

ところがですよ!

やれやれと思ったのもつかの間、夕方印刷屋さんから電話がかかってきたのです。
『今データをチェックしていたら、ちょっとおかしいかなと思うところがあったので念のため確認したくて…』と!

確かに『くー!!』と唸りたくなるような凡ミスが。
作業自体は本当に小さなことなので、あちらで手直ししてもらうことに。

そのあと、もう一度念のために自分で全てのページを再確認。
嗚呼何というでしょう、もう一カ所とんでもないミス発見。あわてて印刷屋さんに電話して作業をストップしてもらいそのページだけ再入稿。

データを送る前にさんざん見直したつもりだったのですが、自分の迂闊さにガッカリです。
来週納品されてくるまで、びくびくの日々が続きます。

それにしても、本当ならそのまま刷り上がっても文句が言えないシステムなのに、丁寧にデータをチェックしてミスを発見してくださった印刷屋さん、本当にありがとう!

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