<当サイトには広告リンクが含まれています>

当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しており、記事中に商品のPRや広告が含まれることがあります。また、サイト内に楽天市場・Amazon・GoogleAdsence等の広告バナーが表示されます。これらのリンクを経由して商品・サービスを購入されると、運営者LEEは提携企業から広告報酬を受け取ることがあります。

マレイ・ペライア 無言歌集

朝からどんより曇った肌寒い一日でした。小雨が降ったかと思えば薄日が射したり。こういう日に聴きたくなるのがこちら。



もちろんboxでも。

初めてマレイ・ペライアというピアニストの存在を知ったのが、このCDを紹介したどなたかのレビュー記事でした。半年くらいず〜っと気になっていて、とうとうCDを買ってみたのがこれとショパンの24のエチュード集、バッハのパルティータ2,3,4と1,5,6。

この4枚の中で一番気に入ったというか衝撃的だったのは実はショパンでした。

大人になってからショパンは甘すぎてあまり好まなくなっていたのですが、1曲目のハ長調のアルペジオが流れ出したとたん、そのキラキラと降ってくる真珠の粒のシャワーのような演奏に、長いこと感じていた甘くて聴く者にどこか媚びているようなショパンのイメージをひっくり返されたのでした。

こちらの無言歌集はといえば、はじめて聴いた時には正直どうということもなかったのですが、何回も聴くうちにその味わいが沁みてきて、今ではちょっと元気がない時や静に過ごしたい休日などについついえらんでしまう一枚になりました。