いつも楽しみに読ませていただている50代主婦の人気ブログがあります。
同じ年齢の頃に同じ時代の空気を吸って生きてきたせいなのか、底辺に流れる価値観のようなものが似ている気がして勝手に親近感を持っております。
お子さんは我家の上の子よりもほんの少し年上。同性ということもあり子育て絡みでも参考になることが多くてね。
とはいってもそのブロガーさんは経済的にとてもゆとりのある素敵な専業奥様。
記事の中で書かれている教育・洋服・食事などに掛ける金額から想像すると我家の家計とは10倍くらいの開きがあるようです(汗)。
ですから、どう逆立ちしても私なんかが同じような生活が出来るわけではないのですけどね…。
こめかみに青筋を立てて生活している庶民からしたら、『なんて贅沢な悩みなの〜!』と言いたくなるようなことが書かれているのに、妬ましいという負の感情は全く湧かないのです。不思議ですね。
立っている場所の高さが違うだけで見ている方向は同じというか、うまく表現できませんが。
気持ちよく読んでいられるのは、その方レベルでのお金の悩みや、妻・母として、またアラフィフの女性として傷ついたり悩んだりしていることがいつも飾らず素直に書かれているからではないかと思います。
具体的な家計やお子さんの様子を記されていることもありますが、自慢ではなくて自分の思いや価値観を表現するのに必要な材料として登場しているだけだというのも文章から伝わってきます。
ランキング上位の人気ロガーさんならではの思いも吐露されていたりね。
毎日何千人何万人と訪れる中には、そんな彼女の生活ぶりやランキングでの人気ぶりを妬ましく思う読者もいるのでしょうね。
悪意のあるコメントを書き込まれたりすることもあるようで、普段はコメント欄を閉じておられます。
その点については日に数人にしか読まれないような私には想像もできないのですが、大勢に読まれるということはそういう悩みもあるのだな…と。
イヤなら読まなければよいのにね。
ましてや見ず知らずの人がネット上で語っていることですからね。
心の中で『ケッ』と思うのは勝手ですが、目障りだと感じるブログをわざわざ訪問して誹謗中傷のコメントを書き込む心理は全く理解できません。
私自身、ポジティブな気持ちで読めるブログはずっと訪問し続けていますが、読んでいてネガティブな気持ちになったり書き手の人柄の良さを感じられないブログはいつの間にか読まなくなってしまいます。
翻って日に数人しか訪問者のいない自分のブログ。
参加している以上ランキングも気にはなるところではありますが、人様に読んでいただく以上文章として読みやすいことを第一に心がけ、あとは自分を必要以上に大きくも小さくも見せず自分らしく書いていきたいと思っています。
人気ブロガーさんの苦労をしのぶつもりで書き出したのに、最後は決意表明みたいになっちゃいましたね。