昼食用にパンを焼いておこうと、久々にホームベーカリーをセット。
いつも通りに材料をケースに投入したのだけど、ちょっと不安だったのが夏になる前に封を切ったイースト。ジャムの入っていた密閉ビンに入れ、食品棚でそのまま夏の間放置だったのでした。湿気てところどころ固まりになっているし、イーストの良い香りがしない…。
以前、鮮度が若干落ち気味だったイーストを使ってふくらみがイマイチだったときがあったので、美味しくは焼けないだろうなあとは思ったのですが、実験魂が黙っているはずもなく、恐いもの見たさでいつも通りのコースで焼いてみました。
結果は…
イースト君、ビックリするほど働きませんでした。発酵の段階でまったく体積が変わらず小麦粉団子のよう。そのまま焼成まで進んで焼き上がり時間がやってきても、まったくカタチを変えていません。
味はパンをこねて団子にしたような感じ(子どもが食パンをコネコネして団子にしちゃったものを想像して下さい)。皮は恐ろしく固く、中は丁度お餅のようなねっとりとした食感と歯触り。それでも、焼きたては香ばしくて後をひく味でしたよ。どれどれとつまんでいるうちに、なんとなく4分の1くらい食べてしまいました。
そのあ1cm角くらいに切って牛乳でお粥のように煮てみたのですが、みっちりと捏ねた発酵もしていない強力粉の固まりはそれほど柔らかくなることはありませんでした。
次からは、ちょっと割高だけれど小分けになったイーストを買うことにします。