水戸芸術館で夏休みの小中学生むけに開かれるイベント『こども・こらぼ・らぼ』。
音楽・美術・演劇の各部門でいろいろなプログラムが用意されています。予約が必要なものもありますが当日参加OKのものもあり。
場所見知り人見知りが激しく、このようなイベントにあまり参加したがらない我が家の内弁慶ちゃん。なんとか連れ出そうとあの手この手で誘ってみると『サンドブラスト体験ならやってみたい…かな』と言うので、芸術館に問い合わせみたところ、10:00からの回なら空席があるとのこと。子供の気が変わらないうちにと急いで用意をして、普段使いのシンプルなガラスのコップとたまたま捨てずにとってあったウイスキーの空き瓶を携えてGO!
場所は外のカスケードの後ろ側。テーブルには見本のコップとマスキング用のカッティングシート、カッター、はさみなどが用意されていて、説明を聞いたら早速作業開始です。まわりの参加親子はサクサク進めていくのに、うちはなかなかアイデアがまとまらず、あでもないこうでもないと迷ったあげく、やっとLEGOのブロックとミニフィグの顔でいくことに決定。カッティングシートをイメージ通りに切るのが意外にむずかしく、ブロックのボッチを表現するための小さな丸を大量に切るのは私の役目になってしまいました。ぐずぐず言いながらもなんとかマスキングが完了すると、スタッフの方がサンドブラストを施して下さいます。マスキング用のシールをはがして砂を洗い落とすと絵が現れてきます。なかなかかわいらしくできあがり、最初はぶつぶつ言いながら参加したものの本人もご満悦の様子。
他にも今回の企画展『近所の地球』のアーティスト、鈴木さんと一緒に「まばたきの葉」や「羽の人」をつくるワークショップがあったりして、子供たちが自分で作ったものを展示室で実際に飛ばしているのを見かけましたよ。アーティストの方と直接触れ合えるチャンスなんてなかなかありませんから、参加した子供たちはさぞかし楽しかったのではないでしょうか。
2日間しか開催されないので、タイミングが悪いとどのイベントにも参加できないのがちょっと残念。夏休みの期間全体にばらけて開催されていればありがたいのですけどね。