最近、私が投資関連のwebサイトばかり見ているせいか、『どんどん稼いでね〜!』などとオットが言ってきましたよ。
『元手をくれたら10年で倍に増やしてあげるわ♡』と返しておきました。
投資なんて言ったところで、へそくりからちびちびやっても増やせる金額は微々たるもの。
それでもやらないよりはマシなわけですから、思い立ったが吉日で口座を開設。
NISA枠の申請・認可も無事終わりました。2018年度からの枠なので、年内はいろいろとシミュレーションして検討中。
元手はなんとなく置きっぱなしになっている独身時代の貯金や、思いがけずいただいたボランティアの謝礼など。
小さな金額でも生活費に入れてしまわずためていると、意外にまとまった額になっているものです。
お金に名前がついているわけではありませんが、私の中では運転資金や生活費とは縁のない口座と割り切っているので、これをリスクのある運用にまわします。
そういえば、金融機関でのリスク商品購入時やポートフォリオ作りの際に『それは余裕資金ですか?』という質問がありますよね。
ちっとも『余裕』資金ではないわよ!と心の中でつぶやきながら『YES』にチェックを入れています。
大事な虎の子だもの1円たりとも損はしたくありません。無理やり自分のなかで『あきらめのつくお金』という色をつけているに過ぎません。
何年か前に、山内一豊の妻を主人公にした『功名が辻』という大河ドラマがあり、内助の功でオットを出世させた千代を仲間由紀恵さんが演じていました。
そのなかで千代が結婚する時に母親が『暮らし向きのことに使ってはいけませんよ』といいながらこっそりお金を持たせます。一豊・千代夫妻は、結婚当時かなりお金に苦労したのですが、千代はそのお金には決して手を付けません。
そして、ある日馬売りが連れて来た名馬を買うためにそのお金を差し出し、それがもとで一豊が出世していくわけです。
この『暮らし向きのことに使わない』ということばが私にはとても印象に残っていて、思いがけないお金を手にした時は、どんな小さな額でも別の口座に入金しておくことを心がけてきました。
そして今が名馬を買うときではないかと判断したわけです。どんな名馬を買えるかはお楽しみ。
余談ですが、冒頭の軽口を叩いたオットが財布を開けて『これを元手に増やしてくれと』お金をくれました。
300円。
これで年末ジャンボを1枚買ってくることにします。