このところ『毎日更新』の目標が全くクリアされていないですね。
自分にとっても甘いので、一旦『まあ。いっか』な日を作ってしまうとなし崩しに…..。
さて、今日は文化の日。
読書週間でもあるわけで、先日県立図書館の前を通ったら『読書週間』ののぼり旗がはためいていました。市立図書館各館でも読書の秋にちなんだ展示やイベントが行われているようです。
先週の日曜日のこと。下の子がめずらしく『図書館行こうよ』というので最寄りの市立図書館へ。
この年頃の子に人気の児童書シリーズには全く興味がなく、とにかく絵本・絵本・絵本。
選んだのはこちらの10冊でした。
あかちゃんや小さい子が喜びそうな色の綺麗な絵本です。ページをめくることで、色を混ぜたり、本を傾けると絵の具が混ざったり、手で触ると手の跡がついたり…ということを疑似体験できるのが楽しい。学校で読んで楽しかったらしく、図書館で早速探して借りたようです。家に帰るなり『かーちゃん、ほらやってみて!面白いでしょ!』と嬉しそうに披露してくれました。
こちらも『色』が主役の本。たしか、今年の読書感想文の低学年向け課題図書でしたね。いろいろなクレヨンが、持ち主にお手紙を書いて要望を出すのですが、それぞれ一理あって面白いんです。最後に登場する、全てのクレヨンの要望を取り入れた絵がなかなか素敵です。
なんでも一番でなくては気が済まない勝ち気な女の子と、人との競争には興味がなくて自分が好きなものが自分の一番という女の子。
『よみきかせにいいかも』と、ときどき手にするのですが取り上げるチャンスがありませんでした。これを自分の子が選んだのは少し意外でした。
どちらの女の子に共感しているのかなあ。
シゲタサヤカさんの絵本はどれもこれも奇想天外で楽しい!こどもってこういうお話大好きですよね。絵もはっきりしていて、場がぱっと盛り上がります。
我家では『かっぱのあいさつ』でお馴染みの高畠邦生さん。カエルだもの雨の日がお出かけ日和なんです。人間から見たら『え〜!?』と思っちゃうすべてあべこべのお出かけがとっても楽しそう。
笑えるようで実は奥深いヨシタケワールドにハマっています。これは哲学です。
こどもはもちろんそんなこと意識していないでしょうが、ものごとの本質をついていることにはちゃんと気がついているようです。
『りゆうがあります』は家にあるのですが、どうも全てコレクションしたくなっている模様。最近発売になったこちら↓は買ってあげようかな。
幼い頃から、背表紙だけでちゃちゃっと自分好みを選んでしまううちの下の子。悩んで悩んで結局何も選べない上の子とは正反対。
パパッと選んでくるわりには、どれもこれも面白い絵本なのが興味深いです。
『絵と文字の大きさや太さのバランスがポイントなんだよ』と言っていました。
学校では、絵本は低学年の教室に配置されてしまうために自由にたくさん見られないのが不満のようです。
図書室は一般教室から少し離れているので、資料的な本以外は学年に合わせて選ばれたものが、各学年の教室前廊下に配本されているんですよね。
たくさんの本の中から自分で自由に好きなものを選ぶ楽しみが奪われているようで、ちょっと残念です。
『先生って、高学年は◯◯文庫とか決めつけてるよね〜!私は絵本が好きなのに!』だそうです。全国の小学校の先生方、こんな高学年児童もいるのでよろしくお願いしますね。