知り合いのおそば屋さんからそば粉をいただきました。
『今日挽いたばかりの挽きたてだよ〜』というので夕飯は手打ち蕎麦に決定。
ちょうど上の子が家にいたので、プロの手ほどきを受ける役をまかせましたよ。
中力粉2割とそば粉8割。最初は粉に空気を含ませるように優しくかき混ぜていきます。
水を加えたらネチネチとさせないように粉と水を合わせる『水まわし』。ちょうど消しゴムのカスのようなポロポロとした状態にさせるのがコツだそうですが、なかなか難しそう。
黙々とかき混ぜていると全体が団子状になってきます。まとまってきて『これ以上手が回せないよ〜』という状態になたところで、次は粘土を捏ねるように練ります。リズミカルに菊の花びらのような形にしながら捏ねるので『菊ねり』というのだそう。
かなり力のいる作業ですが、みていると少しずつ表面が滑らかになってくるのが分かります。
きれいなボール状にしたものを伸していくのですが、楕円→丸→正方形という形を経ながら均一な厚みになるように少しずつ少しずつ延ばします。
麺棒の使い方にもコツがあるようで、なかなか全体に薄くしかも均一な厚みにするのは難しい!どれだけ均一に薄くできたかが最後に切ったときの太さに影響するので、かなり重要なポイント。
なんとか綺麗に伸して屏風状に折り畳み、今度は丁寧にほそ〜く切っていきます。
食の狩人が根気よく根気よく切っている間に、私は台所でそばつゆの用意に入ります。
お醤油とみりんを煮詰めた『かえし』はたまたま冷蔵庫に作ってあったので、出汁だけひけばOK。昆布と干し椎茸、厚削り節と花かつをを使って1リットルほどを作り冷ましておきます。
出汁を冷ましている間に冷凍むきえびと玉ねぎでかき揚げを作り、冷めた出汁とかえしを合わせてそばつゆを用意。
ネギを刻んだり揚げ物をしたりと台所でてんやわんやしているところに、蕎麦が出来上がってきましたよ。
たっぷりのお湯で茹でるのが大事だということなので、いちばん大きなお鍋にお湯をわかし打ちたての蕎麦をぱらぱらと投入。
ここで決して欲張らず、茹でる分量は2人前くらいずつでガマンします。茹で時間は1〜2分と意外に短いので忙しい忙しい!茹で上がったら冷たい流水で十分にさらしぬめりをとります。
おお!素晴らしい透明感!
茹で上がっても美しい細さがキープされ、のどごしもバッチリ。まるで蕎麦屋さんのお蕎麦ですよ。
今回は最初から最後まで手ほどきを受けながらだったので大成功でしたが、次もこんな美味しく出来るかしら?
いただいた粉はまだまだ残っているので、子どもにお願いして再びチャレンジしてもらおうっと。
自宅で気軽に美味しい蕎麦が食べられるなんてうれしいね〜。
コメント
LEEちゃん元気?
手打ちそばかあ~いいね~
やはり女の子だと大きくなっても一緒に生活を楽しめていいね~
うちの息子たちは「良く話す方だよ」とか春夏も「実家に帰っている方だよ~」って言っているが、確かにそうかもしれないけど、結局自分中心だもんね。
特に今思春期真っ只中の中3の創人は、いちいち会話にとげがあるし機嫌悪い時は”寄るな”オーラが出ている。自分が機嫌良いとひたすら話しかけてくる
耕也君は恐いから二人とも私にだけそんな感じだよ。
しかも耕也君もそんな感じなんだよ~
自分が手が空いたら台所に来てまでひたすら話しかけてくる。
私も話聞いてくれ~!
読んでくれてるのね、ありがとう〜。
ブログの方は『毎日更新』を目標にしたはずなのに、すでにお休みばっかりだよトホホ。
お蕎麦はね、友達が市内でお店出しているの。とっても美味しいのだけど家族全員で食べに行くとなるとお高くついてしまうのでなかなか行けないんだよね。
我家が蕎麦好きなのを知っているので『好きなだけ打って食べられるように、子供たちを仕込んでやる!』と粉持参でちょくちょく来てくれるの。ありがたいね。
たしかに女の子は、大きくなるにつれて友達っぽくなるね。とくにうちの食の狩人は食べることにうるさいから、怠けがちな私に喝を入れてくるよ。
家事の戦力にもなってくれてので、助かる部分も多いにあるけどね。
下の思春期ちゃんは今のところ全身トゲだらけだよ。大人の言うことにいちいち生意気な口答えが返ってくるから本当に疲れる。
あと3年くらいしたらトゲもとれるかしらね。
そちらはまだまだ雪の中?
春まであとひと息、早く暖かい季節になるといいね!。