今朝のNHK『あさイチ』は『マイ包丁アップデート術』という特集でした。(2018.9.22現在リンク切れ)
私、刃物が切れないのがホントに許せないの。かなり許せないです。
包丁はもちろんハサミやカッターも。しょっちゅうカッターの刃をポキポキ折りながら使うのでビックリされる程。
昔はシャープナーで包丁の手入れをしていましたが、何年も前に砥石派に。
シャープナーっていまひとつ切れ味がよくならないし、だんだん効果がなくなっていくので買い替えなくちゃいけないでしょ。
番組内で『ちゃんと説明書通りに使わないとシャープナーは威力を発揮しませんよ…』と言っていたので、私の使い方が悪かったのかもしれませんが…。
でもね、砥石は形もシンプルで収納場所に困りません。
素人の自己流でさえ、ほんのちょっと研ぐだけでびっくりするほど切れ味がよくなるんです。
この気持ち良さを一度味わってしまったらシャープナーには戻れなくなりました。
研ぎたての包丁なら玉ねぎのみじん切りもウソのように細かく仕上がり涙とも無縁。大根や人参の千切りも苦労なくほそ〜く切れて断面がピカピカ。
なんだか料理の腕が少しだけアップしたような気がして嬉しいんです。
ですから今日の特集も食い入るように見入っちゃいました。
番組が終わってから早速砥石を出して愛用の包丁を研いでみましたよ。
砥石に当てる角度は『刃を手前にして利き手で斜めに持ち、峰(包丁の背)の下に小指が入る位』
だそうですから今までのやり方ではちょっと角度が浅かったことを発見。
最も注意するのは包丁を前後に動かす時にその角度がブレないようにすること。
これがグラグラしていると、いつまでたっても刃が丸いままだそうです。
そして砥石にあたっている面の反対側に『バリ』が出てくるまで研ぐこと。
よく『最後にひっくりかえして軽く研ぎ「返し」をとる』なんていうのですが、私はとるべき『返し』がどういう物なのかイマイチわかっていなかったのでした。
『バリ』と言ってもらえばなるほど納得です。
正しい角度に包丁を固定し、一定の角度で研ぎ続けていたらでてきましたよ『バリ』が!
指を刃に垂直にあてて削ぐようになでてみると、カミソリのように刃が薄く研げているのを感じることができました。
これがちゃんと研げている状態なんだ!!ととてもスッキリ。
私が使っている砥石はこちら。
家庭用のステンレス包丁を研ぐならこれ1本あれば十分と説明されて買ったものです。
今夜の夕飯の支度が楽しみ〜♪