6年生にこちら
前夜までは『フレデリック』と『おぼえていろよおおきな木』にしようと思っていたのですが、当日の朝になって『それ今の6年生に読んだことあるよ』と、うちの子に指摘されてしまいました。
チェックしたはずなんだけどなあ…と過去の当番表をもう一度見てみると、たしかに2年生の時に読んでいました。
慌てて、もう一冊を選びます。あまり長くなくて軽めのもの。
『フレデリック』は、お馴染みのレオ=レオニだし自分でも大好きなお話なので安心して読めました。教科書などで名前を知っている作家さんだと、子供たちもはじめからテンション高く関心を向けてくれるのでやりやすいですね〜。
『りゆうがあります』は表紙の雰囲気が漫画っぽいのでウケるかなと思ったのですが、読み出して数ページのうちは、ちょっと不思議そうな複雑な反応でした。
お母さんと少年のやりとりの雰囲気がうまく出せたかなあ。こういうタイプの本は、読む方も物語に比べて少し難しいなあと感じました。
でも、読み進めるうちにだんだんと男の子たちが食いついてきて、前のほうの席の子がクスクス笑っています。少人数クラスなために、全員に絵がよく見えたのも良かったかもしれません。
読みきかせよりも、一人でおやつでも食べながら読む方が楽しそうな本ですが、こどもたちが楽しんでくれたようなのでホットしました。
うーん。よみきかせの本を選ぶのはいつも悩みます…。