元日はのんびりだら〜っと【読書メモ】 2019/1/2 2024/4/23 本, 本の記録 太陽の棘 (文春文庫) 新年最初の1冊は原田マハさん。 他のいくつかの作品と同じく実在のアーティストをモデルにしたフィクション。 戦後の沖縄に実在した芸術村の画家たちと米軍基地に勤務する若き軍医の交流がテーマです。 戦後の沖縄が舞台なので悲しい歴史も絡めて描かれますが全体としては心温まるストーリーで、ちょっと切ないエンディングも湿っぽくはありません。 サクッと読める分量ですし内容も軽めで、家族が正月番組を眺めるTVの脇でダラダラッと楽しむのにちょうどよい小説でした。 関連