ごはん炊き用の鍋問題。これまでの経緯を昨日の投稿で書きました。
不便不便といいながらもそれに替わる炊飯鍋をなかなか見つけられずに悩んでいた私の目に突然飛び込んできたのがコチラ。
売り上げランキング: 1,656,783
鋳物ホーロー鍋で有名なStaubの製品で、米炊き用にデザインされたという『ラ ココット de GOHAN』というシリーズ。
Staubといったら底の立ち上がりがカクッとしたココットラウンドのイメージしかありませんでしたが、こちらは米が良い具合に対流しそうな丸鍋。
欲しい欲しい!欲し〜い!!
どうする?どうする?
楽天の正規店でも扱いがあるようだね。
「楽天でも正規輸入元製品を取り扱っている」でした。訂正します。
価格:21,780円 |
にしても高いぞー。
なんてつらつら思っていたら、なんとその日に届いたコストコの広告メールに掲載されているではありませんか!?。
これだよ、これこれ。
我家には贅沢かな〜とは思うものの、ピンと来るものを見つけたタイミングをねらったようなチャンス。
神様が私に『買え!』と言っているに違いないと、早速娘たちを誘ってコストコへ。
値段は15,980円。ネットのお店に比べれば格安だけどたかが鍋にこれだけ払う?
でも炊飯器にくらべれば….とか、他の料理にも使えるし…とか、なによりStaubの鍋って使ってみたいよねえ…とかとかとか欲しい理由はいくらでも並べられる。
反対に、重いとか錆びないように手入れが必要とか、買わない理由もあれこれ思い浮かび現品を目の前にしてもなかなか踏ん切りがつかず。
店頭でさんざん悩んだ末にエイヤっとカートへ。
ほ〜。素敵。
早速炊いてみると….。
今まで使っていた鍋とは深さが違うのでどうも炊け具合が違う。
水加減・火加減を少しずつ変えながら試行錯誤すること3日。ようやくコツがつかめてきました。
どうしても、これまで使っていた鍋との比較になってしまうのですが….。
前の鍋よりももっちりと炊きあがる気がする。水加減・火加減を変えてみても、やはりもっちり。
なぜだろうと考えてみて行き着いたのが「蓋の重さ」。
浅めの鍋だと、沸騰後弱火にしてもどうしても吹きこぼれがち。
かといって一度はきちんと沸騰させないと芯ができちゃう。
これまでは吹きこぼれないように蓋をずらしたりしながら炊いていました。もちろんこれでも十分おいしかったんですよ。
一方このココットdeGOHAN。蓋が重いのと鍋底の面積に対しての深さが十分にあるせいか、いつもの3.5合炊きではちっとも吹きこぼれない。
そのため最後まできっちりと蓋をしたまま蒸らしまで。
これってちょっと圧力鍋的効果?
たしかに、このもっちり感は圧力鍋で炊いた時の食感によく似ている。
普通の鍋で炊いたミルキークイーンがこんな感じだったかなあ。(お値段高めなのにモチモチ食感で人気のミルキークイーンね。)
さっぱりした炊きあがりに慣れている我家では少し重たく感じますが、冷めてもパサつかずご飯の旨味がたっぷり。
強火で5分+沸騰したら弱火で12分の時間配分は今までどおり。タイマーさえセットすればうっかり焦がすこともありません。
最大のコツは、沸騰してきたときに箸でかきまぜて鍋底の米をグイっとはがしてあげること。
ぐつぐつと対流し、カニ穴のあいたふっくらごはんになりますよ。
この沸騰後に一度かき混ぜるのはどんな鍋で炊く時も同様。
蒸らし時間も神経質にならずに、急いでいるときは5分もあれば大丈夫。
鍋炊飯の唯一の欠点はタイマー炊飯が出来ないことだけど、朝慌てて米を研ぎ始めても20分ちょいで食べられるからね、それほど不自由に感じたことはありません。
浸水時間をとらなくてもおいしく炊きあがるので、私はいつもすぐに火にかけちゃってます。
鍋でごはんを炊いているというとビックリされることが多いけど、じぶんなりのコツさえ掴めれば難しくも何ともないのYO。
簡単においしいごはんが炊ける鍋炊きごはん、やめられませーん。