あれから9年か….。
当時中学生だった上の子は社会人、小学生だった下の子は高校生です。
直接的な被害はそれほど大きくなかったこの地域ですが、その日の話題になると誰もが饒舌になります。
大きな揺れに襲われた瞬間のこと。
水道や電気が止まった数日間。
各地の親戚や知人となかなか安否確認が取れなかったこと。
ガソリン・電池・水・食料品などの品不足と買い占め騒動。
福島の原発から100kmほどの微妙な距離に住む私の周りでは、避難する・しないに始まり、食べ物や水の安全性のことなど、人によって考え方もマチマチでなんとなくギクシャクした空気が流れていました。
甚大な津波被害を受けた東北の知人達をどのような形で支援するかについても温度差がありましたね。
あの日からしばらくの間は、皆それぞれの立場・状況で様々な思いを抱えて生活していたのだと改めて思い返しています。
今回のCOVIT-19での騒動。あの震災で私たちが学んだ多くのことは生かされているのだろうか、なんてことまで考えてしまう今日3月11日です。
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