あの声が聴きたかった




アンドレア・ボチェッリがイタリアのドゥオーモ教会で行った無観客リサイタルがライブ配信されていたそうですね。


キリスト教の大切な行事であるイースターに、コロナウイルスで甚大な被害のあったイタリアから届いた歌声に勇気づけられた方はさぞや多かったことと思います。



私も遅ればせながらYouTubeで視聴しました。



教会のオルガンに合わせたシューベルトのアヴェ・マリアやカバレリアルスティカーナの間奏曲も素晴らしかったけれど、なんといっても教会の外で歌う最後のアメイジンググレースが圧巻でした。

壮麗な教会の建物をバックに、全世界に向けて祈りを届けようとするかのよう。


痩せた身体から自分の全てを振り絞るかのように歌う姿にまたまた涙。すっかり涙腺弱くなってます。


Time To Say Goodbyを朗々と歌い上げていたアンドレア・ボチェッリもすっかりお歳を召し、こころなしか声も少し痩せたかしらね。





この動画を見ながらふと、ルチアーノ・パバロッティが生きていたら同じように世界に向けて歌ってくれただろうなぁ…なんてことを思いました。


円熟期の素晴らしいアヴェ・マリア、ありがたいことにYouTubeでもたくさん見つけることができます。

私も3大テノール共演のCDを持ってはいますが、もはや過去の演奏しか聴けないのかと思うと本当に寂しい限りです。



こんなときにあの声が全世界に配信されていたら、どんなに心慰められたことか。






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