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家事・育児の負担感のこと。オットとの会話から。



今朝はオットと家事の分担や負担感の話になりました。




以下、長いです。


きっかけはオットの知り合いでのFacebookでのつぶやき。


この方、結婚なさってまだ日が浅い共働き女性。


新しい生活の中で家事の負担が自分にばかりかかっていると感じているそうです。独身時代に比べて自由時間が減ったというか、


子どもはまだいらっしゃらないようなので、生活の担い手が2人になった分負担は減るはずなのにそうではないって不思議だものね。


若いカップルだというのに家事負担は女性に偏ってしまっているのかしら。


そうだとしたら洗濯も料理は一人暮らし時代の2倍。


自分ひとりなら使ったあとにサッと手入れをして綺麗に保てる洗面台やお風呂場も、男の人って使ったら使いっぱなしになりがちだからね。掃除の手間が格段に増えそう。





今どきなので料理くらいは男性もしてくれるでしょうけれど、いわゆる『名もなき家事』が一人暮らし時代に比べて増えているのかなあと推測。




私の感想にオットはピンとこないようなので、ゴミ出しと子育ての具体例を挙げて説明してみたよ。




ゴミ出しって、玄関にまとめておかれたゴミ袋を集積場に持って行くだけじゃないのよ。

1.家中のゴミ箱のゴミをひとつの袋にまとめる
2.その際にそれぞれのゴミ箱に新たな袋をかけ直す
3.ゴミ袋の在庫をチェックし、なくなりそうなら買い足しておく


ここまでやって『ゴミ出しやっている』だから。さらに言えば、自治体の分別方法を把握し何を何曜日に出すかまで理解しておくこともだよ。



と言ったら『そうなのか〜。つまりゴミ担当大臣として、ゴミ出しに関する全てを把握して仕事をしろってことだね』。


なんかモヤッとする反応だけどざっくり言えばそういうこと。うちはゴミ出し担当大臣が私ですからこの程度の認識です。





子育てについても、毎日家にいて子どもと関わる時間の多かった我がオットでさえ意外とわかってないのよ。


『子どものおむつ替えもしたし、お風呂も入れてたじゃん』ていうけれど

1.使用済みおむつはニオイに洩れない袋に入れてからゴミ箱へ
2.おむつの在庫チェックも忘れずに。安売りの時に買い足しておくのよ
3.お風呂に入れる前には脱衣所に着替えを用意
4.出たら体を拭いて服を着せ、髪を乾かす





学校行事などについても、諸連絡はママが一元管理しそのフィルターを通った上でスケジュール調整、ママの都合がつかない時だけパパにお願いするスタイルの家庭が多いのでは?。


共働きなら学校からお便りがやってきた時点からパパママ2人で把握し、それぞれの都合をすりあわせながらスケジュール調整して初めてフィフティフィフティだと思うの。






って話をしたら今更ながら驚いていましたよ。『うわ、そんなことまで考えてたら仕事にならねえわ』だって。



我家の場合は会社勤めの共働きご夫婦とは事情が異なるのでね、これに対しオットにどうこうとは私は思っていませんが、世の中の家事・育児分担論争についての基礎知識として詳細に説明してみたよ(笑)。


働く女性達が感じている不満がどこにあるのかまったくピンとこないみたい。


昭和のサラリーマン家庭で専業主婦の母に育てられ、結婚後は家の中のことは私が黙ってやってきちゃったからね。


ひとつやったら『やってるじゃん』になっちゃう。家事ってその後ろに細かいことがたくさんあるって気がつかないのよ。


まずはとっかかりを作って慣れたら一段階前(または後)の作業もやるようにしてもらいたいと徐々に任せるようにしている(教育ってことだね)つもりでも、オットにしてみれば『え!?これじゃ足りないの?次から次へとやるべきことを増やされている(=どこまでやれば気が済むの?)』と感じるらしい。






そして気になるのは当然共働きになるであろう上のムスメのこと。


お相手がどのような家庭で育ったかにもよるけれど、出産を機に専業主婦になった友人達を見ていると前途多難かなあ…と思わざるを得ない。


男女雇用機会均等法の世代ですから、学生時代はもちろん就職後も男性と肩を並べて仕事をしていたし男女平等なんて頭の中では当然なんです。


それでも自身は昭和型の家事・育児スタイルにならざるを得なかったのね。猛烈サラリーマンの旦那さまと勉学・スポーツに励む子供たちを徹底的にサポートする立場に転身。


自分のキャリアを捨てて家庭を優先した優秀なお母さん達なだけにその徹底ぶりも見事で『女の子と違って、男の子にはいろいろやってあげたくなっちゃうのよん。』だそう。


もちろん彼らも学生時代から家を出て一人暮らしをしているので、基本的な家事はこなすのでしょうが『ときどき部屋の掃除にいくのよ』とか食料品を宅配便で届けてあげたなんていう話を聞くと、ムスメのお相手のママがこんな感じだったら怖いかも、とついつい余計なことまで考えてしまいます。


自分が育った家庭の姿が意識の根底にはあるでしょうから、母親がしてくれたことを知らず知らずのうちに妻に求めるようになったり、生活全体のマネージメントは女性にお任せになるのでは?…ってね。





取り越し苦労だと笑われそうですが、ムスメよりも少しだけ先輩にあたる若いカップルの様子が気になって仕方がないハハですわ。






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