みなさま、今年の新米はもう召し上がっていますか〜?
我家の新米シーズンは茨城県オリジナル品種の『ふくまる』で幕があけました。
普段ご近所さんから購入しているのは『こしひかり』ですが、別の専業農家の方から『ふくまる』の新米を2袋(60kg)もいただいちゃったの。
昨シーズンのお米を食べ切るまで封印していた『ふくまる』をようやく今月になって解禁。
普段通りに炊いてビックリしたのはその粒の大きさ。茶碗に盛ったらすぐにすぐわかっちゃうほど粒が大きいの。
いつもどおり玄米を混ぜて炊こうと、まだ残っていた『こしひかり』の玄米を混ぜたら粒の大きさが違いすぎてなんだか違和感。
見た目もですが、口の中でも妙に馴染まない感覚があって『ふくまる』の味がどうのという段階までいきません。
翌日あらためて白米のみで炊いてみたら、もちもち感を含めた「おいしい感」はコシヒカリ以上ミルキークイーン未満といった印象。
近年人気のミルキークイーンは、美味しいと言えば美味しいのですが味が派手すぎて毎日の食卓にはちょっと向かないなあと我家では感じています。
どんなに美味しくても毎日毎日ケーキを食べられないようにね。
それにくらべると、『ふくまる』は派手さはないけれどほどよい粘り、粘りの割には風味はあっさりめ、飽きずに食べられそうでなかなか良い感じです。
粒が大きい分食べ応えがあるというか口の中で主張が強いので、この辺は個人の好みによりますかねえ。
さて、翌日は『ふくまる』の玄米を1/4程度混ぜて炊いてみたのですが、ここで問題発生です。
白米の中に混ざった玄米が硬い。とにかく硬い。
コシヒカリ玄米のときと同じく1〜2時間浸水させてごく当たり前に炊いたのに、玄米の粒はまったく炊けていないといって良いほどゴリゴリ。
浸水時間を6時間にのばしてみても変わらず。
研ぎ方をちょっと変えて、昔風に手のひらでギュッギュと強く押し付けるようなやり方に変えてみました。
この研ぎ方は米が砕けてしまいがちなので、いつもはシャッシャとかき混ぜるように研いでいます。
ふくまるさんは粒が丈夫なのか、力強くギュッギュと押し付けながら研ぎ続けても砕けませんでした。
そして6時間ほどの浸水時間、水も少し多め、ぶくぶく強火の時間を長めにとってなんとか生米状態は脱出したものの、硬さが残りオットにはかなり不評。
生産者によって籾すり具合が違うのか、それともこの品種の特徴なのか…。
下の子の希望で毎日玄米を混ぜたゴハンを炊くハハとしては、ちょっと困ったことになったよ。
うーん、と考えているうちに気がついたのが圧力鍋。
圧力鍋附属のレシピ通りに水加減と火加減した結果、玄米については問題なく食べられる状態に炊きあがりました。
白米がもっちりしすぎて『餅か!』っていう食感になってしまったので、玄米を混ぜる割合に応じた水分量と加熱時間をもう少し工夫する必要はありそうですが『玄米だけ炊けていない』問題はこれで解決しそう。
茨城オリジナル品種の『ふくまる』。精米された白米だけで食べればちゃ〜んと美味しいんですよ。
見かけることがあったらぜひ食べてみて下さいね。
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