先日のNHKあさイチで放送していた小豆の話。
番組を見てたら猛烈にあんこが食べたくなってしまったので、番組見ながら早速作りはじめました。
詳しくはwebサイトに掲載されていますが、時間が経つと削除されてしまうのでポイントだけざっくりと書き留めておきます。
今回のポイントは、煮汁の中に溶け出したポリフェノールを無駄にしないように茹でこぼしをしないこと。
そのかわりにフライパンで空煎りすることで渋みを抜きます。
1. フライパンに小豆を入れ中火で1〜2分。表面のツヤが増し黒っぽくなってきたらOK。
煮るときの水の量もポイント。通常は小豆の2.2倍の重さの水を使うところを、ちょっと少なめで豆の2倍で煮るのです。
こうすることで、煮汁に溶け出したポリフェノールを無駄なく豆の中に閉じ込めホクホクの煮小豆になるのだそう。
300gの小豆なら水は600mL。
2. から煎りした小豆を鍋に入れたら最初に500mLの水を加え強火にかけます。
3. 沸騰した火を弱め残りの100mLを差し水し再沸騰したら弱火のまま柔らかくなるまで。
蒸発で水分量が減ってしまうのを防ぐためにフタを忘れずに。水分がなくなるまで30分くらい。
この通りにやってみたら私にはちょっと硬かったので、さらに100mLほど水を足して追加で火にかけました。
ぎりぎりの水分量なので最後は焦がさないよう注意深くかき混ぜます。
番組では指で押すと潰れるくらいと言っていましたが、結局皮が破ける硬さまで茹でちゃった。
この煮小豆からぜんざいを作るには、煮小豆と同量の水を加え先に柔らかく煮ておきます。
500gの煮小豆に対して水600mL。
使用する砂糖の量は煮小豆の約半分の重さということで200〜250g。
市販のあんこは煮小豆と同量の砂糖が入っているそうですが、砂糖を2回に分けて入れることでその半分で十分に甘くできるそう。
まずは柔らかく煮直した煮小豆を鍋に入れ、火にかける前に砂糖の半量(100〜125g)を入れます。
沸騰したら火を弱め残りの砂糖を加え、好みのとろみになるまで中火で煮ます。
火を止めてからほんのひとつまみの塩を入れて完成。
このとおりに作ったら、本当に簡単でおいしい!。
冷めると硬くなるので、火を止める時のとろみは自分のイメージよりも少しゆるいくらいでちょうど良いみたい。
我家の下の子は和菓子やあんこが大好き。
私も無性にあんこを食べたくなるので乾物の小豆は常備してあるのですが、いざ作ろうとするとなんとなく億劫。
それが『茹でこぼす』作業がないだけでかなり気がラクになります。
缶詰の甘いゆで小豆も良いけれど、さっぱりとした自分好みの甘さにつくれるのは嬉しいし、茹でこぼさないことで小豆の皮に含まれるポリフェノールを無駄なく摂取できるというのも有り難いわ。
また小豆買ってこなくちゃ。
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