元日恒例のウィーン・フィル ニューイヤーコンサート。
今年もNHK Eテレで生中継されました。
今回は無観客でのコンサート。
しかも例年なら現地のNHK特設ブースからアナウンサーとゲストが現地の空気感まで届けてくれるのに、今回は東京のスタジオからというのが何とも残念。
コロナに世界中が翻弄された1年を象徴するような、異例ずくしのニューイヤーコンサートでしたね。
長期休演に追い込まれた2020年前半、感染対策をとりつつ公演を再開していった様子、そして団員は定期的にPCR検査を受けるという厳しいコントロールの中で公演を続けていることなども映像で紹介され、「このような状況下だからこそ文化芸術を!」というウイーンフィルの楽団員を含めた楽友協会の心意気には心打たれました。
今回のニューイヤーコンサート開催に当たっては、団員は毎日PCR検査を受けその家族もチェックを受けるという準備をしたそうです。
今回の指揮者リッカルド・ムーティや楽友協会の芸術監督、ウィーンフィルの楽団長のメッセージなども盛り込まれ、本当に心に沁みる内容でした。
恒例のウィーン国立バレエ団によるバレエのシーンも素敵だったわ〜。
バレエは2作品ありましたが、特に『春の声』に合わせて繰り広げられたリヒテンシュタイン庭園宮殿でのワルツに魅了されました。
男性は燕尾服、女性ダンサーの衣装は華やかで現代的なデザインなのにクラシカルで上品な香りがたっぷり。
振り付けもオーソドックスで、これぞクラシックバレエって感じにうっとりです。
しかも、この素晴らしい175分がNHKプラスで1週間見放題ですよ、奥さん!。
これだけで受信料を払っている甲斐もあるってものよ〜♪。
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