『捏ねないパン』が気になっています。
お月謝払ってようやく基本のパンがそれらしく作れるようになってきたというのに、捏ねなくてもいいとな?!
ってことでレシピを探索。
一番わかりやすかったのが『Yuccoのパン』という素敵なサイト、こちらの↓レシピでした。
【ストウブで焼く捏ねないパンレシピ】
砂糖も油脂も使わず、粉と少量のイーストと塩のみ。塩と水分はちょっと多めでフランスパン的な配合らしいです。
全ての材料を混ぜ合わせたら捏ねずに一次発酵へ進んでしまうそう。そのかわり発酵時間は室温で16〜20時間!といっても放っておくだけですからね、早速挑戦です。
時間を逆算してみると前日のお昼過ぎに仕込めば翌日のお昼に焼き上がる計算。お昼ごはんの片付けをするタイミングで作業開始です。
ボウルに粉・塩・イーストを計ったら軽く全体を混ぜ、水を加えて粉気がなくなる程度にざっと混ぜ合わせたらラップをかけて台所に放置。
夜寝る頃に覗いてみたら、ぶわーっと膨らんでタプンタプン。プツプツとカニの穴もたくさんできていました。
こんなブクブク状態のパン生地を見るのは初めて。『過発酵』という言葉が頭に浮かんでしまい、このままひと晩も置いて大丈夫なのかととっても不安でしたよ。
で、ちょうど20時間たった翌朝の状態はこんな感じ。
ボウルからほにゃほにゃの生地をカードでそっとはずし、打ち粉したまな板にドロンと取り出したら手粉をつけた指先で縦横それぞれそっと三つ折りしやんわりと丸めます。
まな板上で触っているうちに良い具合にガスも抜け、見慣れた生地の状態になってきます。手粉のおかげかベタベタの苦労もなく順調順調。
こちらがオーブンシートを敷いたSTAUBに入れたところ。
ボウルの中ではぶくぶくのぶつぶつでかなり大きく膨らんでいたけれどガスが抜けたら結構コンパクトだね。
あとは鍋に入ったまま室温で2時間の二次発酵。
レシピを公開されているYuccoさんが使っていらっしゃるのはSTAUBの20cmココットロンド。
我家で使っているSTAUB『ココットデゴハン』は直径こそ20cmだけれどココットロンドより高さがあるので、蓋をしたらオーブンに入らないかも…、と心配していましたがなんとかギリギリOK。
予熱したオーブンに入れたら蓋をしたまま250℃で30分、蓋をはずして追加で15分。
こんな長い焼成時間は初めてなのでちょっとドキドキです。鍋が温まるのに時間を取られるし生地を分割していないので長めということなのでしょう。まずはレシピに忠実に。
焼き上がり!!
お〜!皮がバリッバリ。
春休みの下の子とオットが今か今かと焼き上がりを待ちわびていたので、取り出すなり切ってしまったよ。
湿気が抜けておらず中がモチモチすぎて悲惨な姿になってしまいました。ちゃんと粗熱を取ってからにすれば良かった…。
でもね、食べてみたらハード系のパリっとした食感と素っ気ないほどにプレーンな味が食事にぴったりなパンでした。
ご飯を炊くようにパンを焼きたいと思っている私、こういうタイプのパンはどんどん作ってみたいです。
ちなみに製菓・製パン材料のショッピングサイト『cotta』にもほぼ同じ配合のレシピが掲載されています。
こちらは分割して焼いていますね。まさにリュスティック。
霧を吹いて水分をたっぷり与えてから焼くというのがちょっと違うところ。クープ入れもあるので私にはまだハードルが高いかな。
【話題のこねないパンの作り方】
電気代のことを考えると分割して時間短縮する方が良いかなあ。なんせオーブンを250℃で45分回しっぱなしですからね。
特に夏場はエアコンで部屋を冷やす一方でオーブンをせっせと加熱するというエネルギーのムダ使い状態になってしまうので、私としてはココ!かなり重要です。
忙しい毎日でも素敵なパンを焼きまくりの皆さんに触発されています。
パン作り
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