田舎住まいなので『現金』って超貴重。
会計分野でいうところの預貯金を含む『現金』ではなく、お財布に入っているお札とか硬貨のことね。
銀行店舗もATMも結構気合いを入れないと行く気になれない距離です。
コンビニやスーパーに設置されたセブン銀行やイオン銀行のATMを買物ついでに利用することもできるけれど、たかだか2〜3万円おろすのに手数料220円とかもったいなくて…。
メインバンクである地銀の直営ATMまで行けば手数料はかからないけれど、ちょこっとおカネおろすために遠回りしたり、大手スーパーやホームセンンターのだだっ広い駐車場に車を停めてテクテクするのも嫌い。
というわけで、貴重な現金を減らさないためにもっぱらクレジットカードを使うようになったのは今の家に引っ越した20年近く前のこと。
その後nanacoとかwaonとかの電子マネーが登場したけれどチャージが面倒で財布の肥やし。
唯一Suicaだけは電車に乗るためにいつもチャージしてあるので、最近では少額決済はSuicaを愛用していました。
それも先日のPayPayデビューで、そのスムーズさにすっかり魅了され少額決済は一気にそちらへシフトです。
そんなわけで、キャッシュレス決済を愛用する最大の理由が『財布の中の現金を減らしたくない』だった私、最近もうひとつ大きな理由になりつつあるのが…。
【レジでもたつく問題】でございます。
財布の中をごそごそするのがイヤなので、財布の中には最小限の硬貨を金種ごとに2つのポケットに分けて入れています。
金額によっては出来るだけお札を出してお釣りをもらうようにしていますが、お札の枚数をチェックしたりなんだり、やっぱりモタモタするのよ、オバチャンですからね。
お釣りを財布にジャラリとしまうだけでも最近はなんだかスマートにいかないの。手先の動きがギクシャクしてきているのかなあ。
そんなわけで、視力も指先の動きも衰えた高齢者こそキャッシュレス決済にするべき! と思っています。
混雑するスーパーのレジで、財布から小銭をひとつひとつつまみ出した挙げ句に『あら、1円足りないわ〜』とか、受取ったお釣りを財布に入れ損ねて小銭ぶちまけてアタフタしているのを見るとね、声を大にして言いたくなるのよ。
我家の老親も頑に現金派。
耳と眼の衰えが進んでいるから店員さんの声やレジの数字がよく見えないということもあって、合計金額がはじき出されたあとの、財布からお金出して〜、おつりをしまって〜、レシートしまって〜、財布をバッグにいれて〜、の一連の動作がね、見ていてちょっと切ない。
nanacoやWAONのプリペイド系はチャージがネックだし、持っているんだからせめてクレジットカード使ったら?と思うけれど、使った実感のない支払方法が受け入れられないようです。
長年の習慣を変えるのが難しいのはわかるんだけどね…。
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