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元に戻る必要もない



デジタル監に就任された石倉洋子氏のVOOXを聴いています。


【元に戻れない時代の生き方とは】と題した6話構成。


前向きでスピード感溢れる発想、話し振り、語り口の明瞭さ。


年齢で括ってはいけないと分かってはいるものの、なんと御歳72歳。


デジタル監に任命されることが明らかになった当時『72歳の「お婆ちゃん」』と揶揄したり、twitterでの投稿画像について著作権認識のミスがあったことを『それみたことか、こんなデジタルに疎くてデジタル庁のトップが勤まるのか』と思いっきり揚げ足をとっていた方々が大勢いましたね。


そのときのことは、かなり腹が立ったのでブログでも書いています。

『オバサンの底力』のどんぶら子さんが紹介下さっていて、あわてて私も読みにいきました。 デジタル庁事務方トップに一橋大名誉教授の石...






おっと、今日はそっちの話ではなく【元に戻れない時代】ということ。


デジタル朝日フォーラムでの【学校行事がコロナで中止、子どもに影響は?】というアンケート結果が出ています。

フォーラム「学校行事がコロナで中止、子どもに影響は?」のページです。 コロナ下で修学旅行や文化祭など学校行事が中止や縮小に追い込まれています。水泳や調理実習の機会も少なくなっているようです。部活の大会の中止で練習の成果を発揮できなかった子どもたちもいます。机の上以外の学びや体験が減った子どもたちの心身に影響はありました...

自由記入欄に投稿された内容のほとんど(ざっと読んだ印象では9割以上)が学校行事や部活動が制限・中止されたことや休校になったことを否定的に捉えている。


今まで当たり前だと思われていた修学旅行・遠足・文化祭・体育祭etcの学校行事。さらに言えば【学校へ行く(登校する)】ということも含めて。




そんなに【学校に行く】【全員参加の行事】って大事なの?


今年の◯年生(我が子ってこと)だけ中止になって不公平とか、伝統が受け継がれないとか、『◯◯が出来なかった子どもたち可哀想』の大合唱がスゴイ。





計画を立てて実行して反省するというPDCAの経験、メンバー同士で時にはぶつかり合いながら成し遂げることで得られるものはあるかもしれない。


だけど何かを「得られてよかったね」というのは結果論であって、それを目標にクラスの全員が有無を言わさず同じ行事に強制的に参加するってなんかキモチ悪くない?。


ずっと当たり前だったのかもしれないけれど、今回のコロナ禍で一度立ち止まってみたら意外となくても良かったり、他の方法もあったねと気付けたのでは?




フォーラムの自由意見の中でみかけた⇩このような意見に私は賛成です。


50代女性(東京都)の意見

高校生の娘の場合、むしろいったん立ち止まり、部活や学校、進路についてなど、いろいろとゆっくり見直すよい機会になったと感じている。満員電車での通学から解放され、自由時間が増えた一方、授業はしっかりオンラインで受けられている。娘いわく「学校が終わると、すぐに復習や宿題ができるので効率がいい(学習効果が高い)」とのこと。友人たちともzoomで話したり、部活をしたり(一緒に筋トレしたりも)、特に不自由ない様子。行事も親は参加できないが、生徒は学園祭や体育祭などいろいろ楽しめている。むしろ社会全体で、今までの「学校はとにかく毎日行くもの。それが普通」という思い込みを見直す好機だったようにさえ思う。



50代男性(山梨県)の意見

学校や教師に責任を声高に叫ぶ前に、考えるべきことはあるのではないのか? オンライン等学校以外の方法で学ぶ方法はたくさんある。みんなでやらなければならないことなど本来はない(みんな=仲良しグループのみ、ではない)。




特に【みんなで◯◯する】の「みんな」って仲良しグループであることが多くて、修学旅行の自由行動の班決めが地獄って子も少なからずいるし、運動の苦手な子やお祭り騒ぎが好きでない子にとっては体育祭やクラスマッチなんてちっとも楽しくなかったりするんだよ。


子どもたち自身みんながみんな残念に思っているかのように騒ぐのはちょっと待って!って言いたい。


少なくともうちのムスメは修学旅行なくなって大喜びしてるし、春に中止になったクラスマッチが秋に復活して『チッ』って感じ。


通学や朝の準備に時間をとられない上に、自分のペースで勉強すればいいなんてリモート授業最高! だそうですよ。


野球で甲子園目指すとか積極的に部活を頑張っていた子にとって大会が無くなったのは残念だったとは思うけど、その論調に大人が加担しすぎるのはどうなのかな。


まるで決まり文句のように『休校や行事中止になった子どもたちが可哀想』を連呼するのは、明るく元気に学校に行って友だちと行事を楽しめることや部活動で好成績をあげるために打ち込むのが【普通】であり【正解】だという空気をこどもたちに押し付けているような感じがしてしまうんだよね。




これまで『当たり前』とされてきて疑うこともなかった学校のありかたを考え直す良い機会だったはずなのに、『可哀想コール』にかき消されてしまったなあ。




大人たちだってコロナを言い訳にしながらも、やり方を変えてみたら実は良かったってこともたくさんあったはず。


今回のコロナ禍は、いままで見て見ぬフリしてきたことや、なんだかんだと言い訳して逃げてきたことに向きあう良いキッカケ。


コロナ禍以前の状態に戻ることを考えるのではなく、新たな世界に目を向けていきたいものだなあと思っています。





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