今年度から本格的に始まる学校での金融経済教育。どのような内容になるのかとても興味があります。
文科省ではなく金融庁が音頭をとっているのかな? 金融庁のwebサイトにこのようなページがありました。
教員向けのパワポ書類なんだけど、100ページを超える大作。しかも授業でそのまま読み上げればオッケーな説明用台本付きですよ。すごーい。
高校向け 金融経済教育指導教材
対応する児童生徒向けテキストはこちら
「基礎から学べる金融ガイド」
生徒向けのPDFだけを見ると「なんだかな…」って感じですが、教員向けパワポ資料の対応部分を見るとなかなかのもの。
金融商品の説明もかなり具体的で長期での資産形成を後押ししていたり、多様な決済の仕組みや高金利支払いの注意喚起など、若いうちからきちんと理解しておいて損のない内容が詳細かつ具体的に説明されています。
その他金融庁所管の各団体でも力の入った金融教育用webサイトを作っていますよ。お役所からの要請なのかな?
こちら日本証券業協会の運営する先生向け金融経済教育支援サイトなんて、ワークシート付の学習指導案なども提供されていてものすごい充実っぷり。
一方、文科省のサイトでは【「総合的な学習の時間」応援団】というページで関連の省庁や団体へのリンクを紹介しているというあっさりさ。
私が見つけられなかっただけかもしれないけれど、金融教育に関連するページは特に用意されていおらず金融庁に丸投げのようです。
それにしても、家庭科の先生がこの内容を全部きちんと理解した上でしかも家庭科の時間割枠内で教えるのはどう考えても無理だよねえ。
ということは、表面だけを猛スピードでサーッと流されるか、i若しくはところどころをピックアップするだけになるか..ってことかしら?。
今日から成人年齢も引き下げられたことだし、18歳になった途端にリスクの高い投資を始めたり、クレカのキャッシングやリボ払いといった高金利の【借金】をそうとは知らず利用してしまうことのないよう、できるだけ現実的かつ具体的なお金の知識を身につけられるようにと願うばかり。
#若者の投資
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