私の生活圏には無印良品の店舗が4つあります。
ショッピングモールの建物に入っているテナントが2つ。駅ビル内にあってそこそこ面積もある店舗がひとつ。もうひとつは、昨年オープンしたばかりのスーパー・ドラッグストア・ダイソー・ユニクロなどがそれぞれ独立して集まっている広〜いショッピングセンター内の巨大店舗。
私は無印LOVERというわけではないので、ショッピングモールに出かけたついでにちょこっと覗いて気になる物が目に入ったり、ネットで話題の商品があればちょいと買って帰ろうかなってタイプ。
どうしてもこれを買わねば! ということがあまりないので、レジが混雑していると「次の機会でいいや」って買わずに帰ります。
昨日は久々に週末のショッピングモールへおでかけ。さんざん歩き回って疲れてしまったので「無印でレトルトカレー買ってく〜」と上のムスメ。それなら我家もそうしちゃおうっと私もカレーを3つ手にとりました。1個350円也、結構よいお値段ね。
喉が渇いていたので車の中で飲もうとジュース3本も追加。天然果汁100%の炭酸飲料が1本190円也。
む〜ん(- -;)と思いながら並んだレジがこれまた長蛇の列。他のお店に寄るのも面倒なのでそのままレジに並んだけれど、週末は必ずレジが激混みなのに改善の努力が見られないのはどうしてなんだろ…。
飛沫よけのビニール仕切りのせいで商品の受け渡しがスムーズでなくなったりマイバッグに詰めるのにモタモタしたり、アプリがどうのと聞かれたり、むしろレジ通過に昔よりも時間がかかっているような気がするの。
ユニクロなんて数年前に自動レジに変わったら会計待ちの行列がすっかりなくなったというのにね。
無印もオリジナル商品しか扱っていないのだから自動レジにするのは難しくないと思うんだけどなあ。
って思っていたら、ちきりんさんが昨日のVoicyで面白いことを言ってましたね。炎上しかねないネタなのでプレミアム配信なのですが、ちょうどそんなことを思っていた昨日のことだったのでタイミング良すぎて笑ってしまったほど。
昨日購入したカレーにしても炭酸飲料にしても結構良いお値段な割には特に味が良いといわけでもないので、『疲れているから他の店に足を運びたくない。ここでいっぺんにで済ませたい』という理由がなければ買わずに帰ってしまったと思います。
お店としては機会損失だと思うのだけれど改善されないのは、私のような人間が少数派だからなのかな。無印の商品で家中の雑貨を揃えたり、健康に良さそうな食品類を支持する無印LOVERはレジで待たされることも受け入れているの?
株式市場ではどうも良品計画への評価が下がっているような気がするのだけれど、消費者目線でも最近は疑問を感じることがとても多くてね。
私が若かった頃はこのようなシンプルで手頃な価格の雑貨が世の中になかったので、無印良品という『ブランド』の出現はかなり衝撃的でした。もちろん収納用品や文房具などは随分とお世話になりましたよ。
でも、ここ数年は素敵なイメージばかり先行していて品質面では残念に感じる物が多いような気がします。本家本元のある食器や調理用品の類似品だと使い勝手や材質が本家よりワンランク落ちる印象だし、モノに寄っては100円ショップとたいして変わらないものも。
衣料品も誰にでも似合うような気がするものの、実際のところは着こなし上手なオシャレさんならいざ知らず…というナチュラル系ファッションの罠にひっかかりそうなものばかり。
もちろん私だって方眼罫ノートや落ちワタふきんのように絶賛愛用中の物もあるのだけど、冷静な眼で見るといかにも『良いモノ』って顔をしているのにこの品質はどうなのよ…という商品も多々あるので『無印』ブランドのイメージにうっかり騙されないようにと気を付けているよ。
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コメント
こんにちは、LEE様。
MUJIさんの話、共感ですぅ〜。
1、レジの事
自分で荷物を入れるってシニアにはかなり手強いです。お会計をしている間に店員さんが入れてくれるとやっぱり時間のロスがない。
2、商品の事
わたしは西友からのブランド変異を見ていた年代なので心のどこかで所詮西友、、とディスっているところがあり(ゴメンチャ)信者にはなりにくいかな〜(買うけれども)
色々な生活ブランドがありますが、餅は餅屋じゃないけれど、元々なんの取り扱いがメインだったか知っていると損はないかな〜と思っています。
だからMUJIにしろkEYUCAにしろ実は得意不得意があって当然かも。
すべての商品が良いわけではないので使い分けって必要だな〜と思っています。
MUJIさん食器もちょっと前まで堂々とC国産でしたし(今は美濃焼になっている)食品もmUJIだから安全かはどうかはやや疑問を抱いていたりもします。。
関わっている総合商社も抱き合わせてみてみるとおもしろいですよね、きっと。
「ノーブランドというブランド」に惑わされる事なく、選ぶ眼も持っていきたいとは思っとります。。。
こんばんは、グリコ様
こんなこと書いちゃったらマズいかなあと思ったのだけど、同じように感じる方がいて良かった〜。
無印が登場した40年前は、黒一色のシンプルなポーチや色の付いていない文房具、無色透明の衣装ケースに心震えたものですわ。
とはいえ出自があのグループのPBですものね。そう考えれば品質もそれなり..ではありますね。
そのくせ『意識高い系』路線で推してくるところに違和感を感じるんだな、きっと。
食品なんかも『安全そう』『健康によさそう』なんだけど何かしっくりこない感覚、あながち間違ってはいないのだとグリコさまのコメントにホッとさせられました。
買うけど信者にはなれない、商品によって使い分けが必要という言葉に激しく同意です。
選ぶ眼と嗅ぎ分ける嗅覚をまだまだ磨いていかなくてはなりませんね(^^)v。